講談社エントリーシート対策!出題のポイント!

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、講談社さんのエントリーシート対策についてです。

講談社さんですが、20年卒の代から、ほとんどの記入がWEBで良くなったということで、出版社としては新しいことに取り組んでいます。

僕自身の考えとしては、出版社は倍率が高く、紙で書かせることで本気度を見れるので、手書きの方が良かったのではないかなと思っています。

ただ、これは個人的な推察ですが、出版社志望の人は、手書きのエントリーシートを苦に思う人はほとんどいませんが、そのようにすることで、一般企業の受験者が面倒臭いと嫌煙してしまいます。

講談社さんとしても、これから、よりビジネス領域の人材を獲得していくために、手書きではなくWEBとすることで、門戸を開いたのかなと思いました。
※おそらく、考え過ぎですが笑

とはいえ、講談社さんは、大手三大出版社の一つでもあり高倍率です。
中身が濃く、且つ差別化できるエントリーシートを心がけてほしいところです。

また、そもそものエントリーシートの基本対策としては、他の人のエントリーシートは読み込んでほしいところです。
様々な書き方を学ぶことで、自分自身の表現に幅を持つことができます。

また、出版社は、一般企業と比較して、出版業界ならではのエントリーシートの書き方が必要となります。

マスコミ塾の学生がエントリーシートを通過しやすい傾向にあるのは、そのテクニックが溜まっているということかと思います。

そのため、内定者のエントリーシートをかき集めたり、出版OBの方に添削をしてもらったりして、出版社ならではのエントリーシートを学んでほしいところです。

また、別記事となりますが、下記、講談社さんのトピックを集めておりますので、参考にしてみてください。

講談社面接対策!2018年〜2019年前半トピック

それでは、エントリーシートの項目ごとのポイントになりますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

講談社エントリーシート対策

講談社を志望するにあたっての決意を簡潔なフレーズで書いてください。

力強く、心の底から入社したい気持ちをぶつけてください。設問に簡潔なフレーズと書かれているので、分かりにくくならないように気をつけてください。

第一志望・第二志望の分野でやりたい仕事とその理由

志望動機はオンリーワンであればある程良いですが、良い志望動機の傾向として、実現したいこと(抽象)→理由(具体)→読者をどうしたい(抽象)という構成が良いと思います。
また、上記の構成の中に、なぜ、出版社なのか、なぜ、講談社なのか、どうのような企画を実現したいのかといった要素が入っていると良いと思います。
※もちろん、字数の関係があるので、全てを入れ込むのは難しいかもしれませんが。
※もちろん、上記は一例で、様々な書き方があると思うので、参考程度にしてください。

例えば、

若者の青春を漫画を通して応援したい(抽象)。なぜなら、学生時代に高校生のドキュメンタリーを撮影していて、青春が人の人生を豊かにすることを知ったからだ(具体)。そのため、若者のリアルな葛藤を描く週刊少年マガジン編集部で、若者に向けて青春の大切さを伝え、彼ら自身が今を全力で生きることができるきっかけを作りたい(抽象)。例えば、企画としては、タイトル〇〇(作家〇〇)〜だ。

のようなイメージです。
もちろん上記は一例ですが、抽象と具体を織り交ぜることで、志望動機に説得力を感じてもらうことができます。

また、下記記事でも志望動機について書いているので、参考にしてください。

「結局君は何がしたいの?」志望動機は、会社のイケてるところではなく、自分がやりたいことを書こう!

あなたが講談社に他の会社よりも魅力に感じる部分はどこですか。そう考える理由も書いてください(160文字以内)

上記の志望動機と連動していて、なぜ、講談社なのかという部分を問われています。

また、設問も丁寧に、他の会社よりも魅力に感じる部分はという聞かれ方をしています。

講談社の魅力があり、それに共感をしていて、自分の実現したいことも、この講談社の魅力があるからこそ実現ができて、強く入社したいというストーリーにすると良いと思います。

第一、第二志望分野以外に講談社で興味のある分野を書いてください。(40文字以内)

自分の就職活動の軸を大切にしつつ、とはいえ、総合出版社のため、自分の幅の広さも見せると良いと思います。

内定をした後の配属はどこになるか分からないため、多少、汎用性があるイメージの方が採用されやすいと思います。

好きな本のベスト3を書いてください

3冊はあるので、一冊は、講談社の本があると良いと思います。

また、選んだ本に対して、一冊ごとに、広がりのあるエピソードが用意されていると良いと思います。

あなたが今一番会いたい人物を一人挙げ(グループでも可)、その人に執筆を依頼する企画を考えてください。
会いたい人物/企画タイトル/企画の内容(出来るだけ具体的に何故その企画なのか理由も書いてください)

どのような人物を選定するのかでその人らしさが強くでますが、人を選ぶ軸として、個人的な推奨は、自分のスペックの延長線上で選ぶということです。

・志望動機の延長線上
・自分の趣味の延長線上
・学生時代頑張ったことの延長線上

など、何かしら自分と関係しているものが良いと思います。

また、設問に、出来るだけ具体的に何故その企画なのか理由も書いてくださいとヒントもあるので、しっかりとこの点を意識して書いてみてください。

あなたが想像する2030年の社会と出版社の姿について、できるだけ具体的に書いてください【200~240字】

これは、本当に難しい設問で、ほんの一例だと思っていただけますと幸いですが、自分自身で、2030年の社会を定義し、そこに対して、自分なりに貢献できるものを書くという戦い方が一つあるかなと思います。

例えば、

AIが社会に広がり(定義)、自動化される社会だからこそ、出版社の熱量を形にする業態が生きると考える。そのため、私は、〇〇〜

のイメージです。

働く上で最も大事にしたいと思うことを、理由と共に書いてください。(200字以内)

働く軸が問われています。

過去最大の失敗は何ですか?また、そこから何を学んだかを書いてください。

失敗経験は、成功経験以上に自分らしさが伝わります。

また、自分の弱いところを見せることで、好感度が上がることもあるので、しっかりとエピソードを選定してください。

あなたの大学時代にふさわしいタイトルとそのあらすじを教えてください
タイトル(30字以内)あらすじ(150~200)

あえて、あらすじという聞かれ方をしているので、多少は書き方に工夫を加えると良いと思います。

1枚の写真と説明文で「自分」を表現してください。吹き出しにはあなたの「決めゼリフ」を入れてください

最高の写真と最高のキメセリフを書いてください。

フリースペースのため、自分らしく、且つ、クリエイティブな表現だと良いと思います。

今まで最もお金と時間を使ってきたことを教えてください。

出版社では、学生時代頑張ったこと以上に、自分が好きなものについて聞かれることが多いです。

そのため、学生時代という制約がある中で、何にお金を使ったかはその人間を表すものになります。

下記記事も参考にしてみてください。

一番お金を使っているエンタメは何ですか?

所属しているサークルと役割を教えてください(40文字以内)

チームでの自分の役割や、貢献性が見られることがあります。

また、よくあるのが、出版社志望の方だと、サークルの経験がないということで、不安を感じる人もいるかもしれません。

個人的な肌感となりますが、大手出版社は、普通の出版社よりは、サークルなどから、協調性を見られる傾向にありますが、一般企業と比較すると、出版業界は、サークルに入っていない学生も多い印象です。

今まで経験したアルバイト

アルバイトは、社会性と経験の幅をアピールできると良いと思います。
設問でも、ただ単にアルバイトと書くのではなく、今までという書き出しのため、できる限り経験をしたことを書くと良いと思います。

また、出版内定者の方だと、ハイスペックの方も多く、自分が知っている珍しいアルバイトをされた方だと、探偵、メイド喫茶の店長、カンヌ国際映画祭のインターン、コミックアプリの編集などなどあり、独自の経験で差別化されている方もいます。

好きな映画、アニメ、テレビ番組(40文字以内)

出版社では、好きなエンタメの幅の広さを問われることがあります。

つまり、アンテナ力が問われます。

下記記事も講談社さんを意識して書いているため、参考にしてみてください。

出版就活:エンタメ自己分析の勧め!

あなたの語学力を教えてください

講談社さんは、グローバル分野に力を入れている出版社の一つです。

英語ができるというのは一つの武器になるかと思います。

エントリーシートのタイミングなので、あまり、あれですが、何か対策をするならDMM英会話が一番良いと思います。

宴会時のとっておきのネタ・一発ギャグ、カラオケの十八番(40文字以内)

講談社さんは、若手が部署によっては、一発ギャグとかやるらしいです。笑

あなたのウィークポイントを教えてください(70文字以内)

弱いところは、自分らしさを伝えるために大切なものになりますし、上手く好転させれば、強みにもなります。

あなたのとんがり部分を教えてください(70文字以内)

20年卒の採用コンセプトですね。

出版社の倍率を考えても差別化できるポイントを提示できると良いと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

上記は、あくまでも、各論のため、参考程度にしていただけたらと思います。

また、講談社さんがエントリーシートをデジタル化したのは画期的なことだと思います。このような流れが進むと様々な人材が出版社に流入するようになるのかなと思います。

また、エントリーシートは、
・内定者のエントリーシートを研究する
・出版社の人にみてもらう(※年齢が上過ぎだと出版就活ならではのテクニックは分からないかもしれません)
ということは、マストで行うと、精度がアップすると思います。

少しでも参考になりますと幸いです。

【出版太郎の選書】

マスコミ就活生の内定エントリーシートが冒頭部分に掲載されています。よく取材されていて大変良書だと思います。


普通の僕らの負けない就活術 マスコミ就活革命(レボリューション)

こちらは売れているのでパクり過ぎるのは良くないのですが、どのようなエントリーシートが通過するのか、周りに人がどのような書き方をしているのかが分かっておすすめです。特に、太字やカッコの使い方など大変参考になります。

絶対内定2020 エントリーシート・履歴書

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