新潮社一次面接〜最終面接レポート!

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、新潮社の一次面接から最終面接まです。
学生の方、レポートをいただき誠にありがとうございます。

新潮社の最終面接までいかれるということは、かなり希少な経験かと思います。

詳細は、OB訪問などで聞いてみて欲しいところですが、現場の空気感や形式などぜひ参考にしてみていただけますと幸いです。



「OB/OG訪問サイト」ビズリーチ・キャンパス

新潮社一次面接

時間:20分程度
人数:面接官2人、学生1人
(面接官は女性と男性が一人ずつ)

【聞かれたこと/所感】
・エントリーシートからの質問がほとんどでした。
ESに書いてある話題から話を広げて行くというイメージです。
けれども、それ以外のことも不意に聞いてくることがあり戸惑いました。
例えば、「書いてあること以外で、企画は何かありますか」という質問がありました。

・雰囲気としては、くだけたイメージでした。
雑談ベースな面接でした。
威圧感もなく、よく笑ってくれました。
一次というのもあり、たくさん集められてゆっくり待たされる感じでした。
待っている時間は、すぐそこが面接をしているというのもあり緊張しました。

新潮社二次面接+筆記

時間:20分程度
人数:面接官2人、学生1人
(面接官は女性と男性が一人ずつ)

【聞かれたこと/所感】
・面接内容も一次面接と同じ感じでした。
エントリーシートからの質問が中心でした。
週刊誌とかについて詳しく聞かれるかと思いましたが、全く聞かれませんでした。
パーソナル系の質問が多かった気がします。
話したいことについて話させてくれるという印象でした。

・終始和やかな雰囲気でした。
世間話とも取れるような質問もありました。

・人数は思ったよりも多く、待たされる時間は、思った以上にありました。
また面接の前に、15分程度、社史について語られる時間があります。
緊張感が途切れ、気が抜けてしまわないように注意していました。

【筆記試験について】
筆記試験は作文でした。
四十分程度で「一ミリの後悔もない」という作文テーマでした。
ただ、この作文の内容がその後面接で聞かれることはなかったです。

また、二次面接に通過した段階で、メールで課題を出されました。
課題内容は「締め切り前に飛んだ作家に送る催促のメール」というようなものでした。
これは時間厳守を何度も言われました。

新潮社三次面接+集団討論

<集団討論>
受験者4〜5人
テーマは「働き方改革」だが、明確なゴールは設定されなかったのでやりにくかった印象です。

【所感】
・集団討論での、面接官の雰囲気は怖かったです。
狭い部屋の中で、受験者を囲むように面接官がいましたが、足を組んで怖い顔をしている人もいたり、聞いてるのかわからないような態度をする方がいたりと、ヒリヒリしました。
全体として、面接官の方は、無理をして笑顔を作っているような感じでした。
ただ面接は打って変わって和やかな感じでした。

・集団討論は確かその日に行って初めて知ったので驚きました。
加えて雰囲気が重く精神的にこたえました。
グルディス初心者ばかりでゴールも明確でないので、泥仕合のような様相でしたが、特に考え過ぎてもよくないのかもしれません。
二次面接までと打って変わり、スケジュールがタイトなので、事前準備はしっかりした方が良いかもしれません。

<三次面接>
時間:20分程度
人数:面接官4〜5人、学生1人

【聞かれたこと/所感について】
・個人的なことを深掘りされた気がします。
好きだと言っていることの、何が好きなのか、どれくらい好きなのかについて深掘りされた、という印象です。
ただ、内容的にはやはりエントリーシート中心でした。

・好きな映画について語った時間が一番長かったです。
また、準備できたはずなのに準備不足になってしまった質問があり、うまく答えられなかったが、むしろ「これ読んだ方がいいよ、面白いから」という好意的なおすすめをされました。

新潮社最終面接

時間:20分程度
人数:役員20人、学生1人
(中瀬ゆかりさんを除く全員が男性)

【聞かれたこと/所感】
・基本的にはエントリーシートからの質問だが、ひとつひとつの質問が深いという印象でした。
深掘りされるし、割と無遠慮な質問も飛んでくるという印象です。

・口調こそ穏やかでしたが、20人の役員が一列に並んだ前でどうしても圧迫感を感じました。
特に社長は、受験者の真向かいにいるが、ずっと眉を顰めているし腕組んでるしで怖かったです。
ほぼ全く笑いがない面接でした。それまでと雰囲気が全然違ったので面食らいました。

・役員20人の前でいかに緊張しないかが肝だと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

大変ためになる情報が凝縮されているかと思います。

特に最終面接は、20人が相手となると緊張するものがあるかと思います。

少しでも参考になりますと幸いです。

【出版太郎の選書】

過去のマスコミ就活生に丁寧に取材がされていて、面接内容、筆記試験の内容が分かりおすすめです。


マスコミ就職読本2021 第2巻 新聞・出版篇


ベストセラー伝説 (新潮新書)

下記、編集者のこだわりがふんだんに言語化されていておすすめです。

編集者の仕事―本の魂は細部に宿る (新潮新書)

【関連記事】

新潮社一次面接レポート!

最終面接の心構え!自分を信じること。そして、ロジカルとエモーショナルの両輪が大切!

【出版太郎からのお願い】

もし可能でしたら、皆様の合格体験記、選考レポートをお待ちしております。

是非、来年の学生のために、本ブログのために、お願いをできますと嬉しいです。

合格体験記は、就活を始める前から合格までのプロセスをざっくり600字以上でいただけると嬉しいです。
面接が通過するようになったきっかけや、自分のマスコミ業界への想いがあると嬉しいです。

また、選考レポートの方は、下記をいただけますと嬉しいです。
・企業名(マスコミ、IT業界を希望)
・何次面接か
・時間
・形式(面接官の人数と学生の人数)
・聞かれたこと
・その時の空気感
・その他注意点
※全ては埋めなくても大丈夫です

謝礼などはなく大変恐縮なのですが、
「就活も終わったし、暇つぶしをするか」、
「そういえば、ほんの少しだけ、出版太郎というブログがためになったな」、
「来年の後輩のために一肌脱ぐか」
など、ありましたら、お願いできますと嬉しいです。

何卒宜しくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA