出版就活:入社2〜3年目の就活事情について

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、2〜3年目の若手出版社員の就活事情について、書きたいと思います。

現在、出版社を目指して就職活動をしている人は、どうにか、出版社に入りたいという人が多いと思います。

僕自身も、就職活動をしていた時にはそのように考えていて、他の大手テレビ局や、大手新聞社に内定したとしても、中小出版社に内定をできたら、出版社の方に入ろうと考えておりました。

実際に、中小出版社の方にお会いしたこともあるのですが、電通や、大手外資コンサルに内定をしたけれど、出版への愛やこだわりが捨てきれず、出版社に入ったという人がいました。

もちろん、実際に倍率だけで考えると、中小出版社の方が入るのが難しかったりするので、就活の軸次第では、全然ありえることだと思います。

ただ、贅沢なもので、あんなにもどうにか出版社に入りたかったのに、入ってしまうとまた違う悩みを抱きます。

色々理由はあるのですが、概ね下記2パターンの人が一定数います。
・希望の部署ではなくて不満
・給与待遇に満足がいかない

希望の部署ではないということについては、共感できるところもあり、入社してから思うのですが、どうにか出版社に入ったのに、希望の部署にいくことは、ものすごい倍率だった出版就活よりも難しいのではないかと思わされます。

どうしても、夢だけではうまくいかず、社内事情に大きく左右され、中々希望の部署に行くことが難しかったりします。

また、給与待遇についてですが、例えば、中小出版社と大手出版社を比較すると、業務内容と業務時間はほとんど同じでも2〜3倍の給料の差が出ることがあります。

入社前は気にならなかったことでも、出版社の友達と飲んでいると金遣いに違いを感じたり、そこはかとない大手出版社の方の自信から、ついつい羨んでしまいます。

そのような時に、入社2〜3年目の方が考えることの一つとして、大手出版社への再受験という選択があります。

例えば、集英社は、24歳まで、小学館は、25歳まで新入社員としての受験が可能です。

また、講談社は、30歳まで新入社員として受験が可能です。

そのため、2〜3年目の人は、新入社員として受験できる最後のチャンスのため、やりたいことや、待遇改善のために就職活動に臨む方が一定数います。

実際に飲み会で、このようなことについて相談をすることもあります。

もちろん、うまくいく人もいれば、うまくいかない人もいますが、チャレンジをすることで新しいチャンスを獲得できます。

出版社で働く上で、このように考える人が一定数いるということを知っておくことは大切かと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

本日は、2〜3年目の出版社員の就職活動事情について書かせていただきました。

就職活動中も精一杯悩みますが、就職活動が終わり、入社をしても何かしらのことに悩んでしまうものです。

とはいえ、一度入社しても再チャレンジできる環境があるというのは良いことなのかなと思っています。

少しでも参考になりますと幸いです。

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