マスコミ就活!何から始めれば良いの!?

こんにちは。
出版太郎です。

OB訪問を受けると、「マスコミ就活は何から始めれば良いですか?」と聞かれることがあります。

漠然とマスコミには憧れてはいるのだけれど、中々身動きを取れない人がいます。

普通の就活となると、合同説明会に行ったり、サークルの先輩に質問をしたり、キャリアセンターに行ったり…ということになると思うのですが、マスコミの場合には、普通の準備では物足りない場合があります。

キャリアセンターの方を悪く言っている訳では無いのですが、マスコミの対策となるとそもそもそのような知識がないこともあるかもしれません。

そのため、あくまでも、個人的…ではあるのですが、就活のスタート時にやるべきおすすめのことをまとめさせていただきましたので、参考にしていただけますと幸いです。

『マスコミ就活革命』を読み内定者のレベルを知る

個人的にですが、マスコミを就活をする上で一番おすすめをしているのがこちらの本です。

こちらは、マスコミ就活をして、内定を勝ち取った学生のエントリーシート、面接、戦略、そして、学生の背景が丁寧に書かれています。

しっかりと取材がされていて、どのような人がマスコミに内定をするのかを感じ取ることができます。

また、マスコミ就活という高倍率の就活に対して、こんなにも本気で臨んでいる人がいるのかということを知ることができます。

マスコミ就活をするにあたり、
・どのような人が内定するのか
・マスコミ就活に本気で臨むとはどういうことか
を知ることができる良書です。

また、内定者のエントリーシートが掲載をされていたりするので、就活が進んでからも活用できます。

出版太郎渾身のおすすめの一冊です。


普通の僕らの負けない就活術 マスコミ就活革命(レボリューション)

下記記事にも書いているのいるので参考にしていただけますと幸いです。

マスコミ就活生必読の一冊!『普通の僕らの負けない就活術 マスコミ就活革命』

『銀のアンカー』を通して就活の流れを知る

ドラゴン桜を書かれた方が、就活に絞って書き下ろした漫画です。

就活全体の流れを知ることができるので、こちらの漫画を読み、就活のスタートから、内定までのイメージを抱くことができます。

また、自己分析の方法など、本質的な部分を突いていておすすめの漫画です。

こちらは、マスコミ志望の方でなくても、就活を俯瞰してみることができるので一度読んでみると良いと思います。

銀のアンカー 全8巻完結セット (ジャンプコミックスデラックス)

下記記事にも書いておりますので、参考にしていただけますと幸いです。

就活は何から始めればいいの!?大切なことは全て銀のアンカーに書いてある

内定者・OB訪問をする

サークルやゼミの先輩であったり、キャリアセンターから、早い段階でOB訪問をすることをおすすめします。

また、最近は、マッチャーやビズリーチ・キャンパス、visit OBなど、アプリを使ったOB訪問も増えていますので、参考にすると良いかもです。

OB訪問は、いつでもできると思いがちですが、意外と選考が始まるとエントリーシートや、面接があり、OB訪問ができなくなってしまいますので、余裕があるうちに経験をしてみると良いと思います。

ただ、OB訪問自体は、それほど、内定できるかどうかに関係がない場合もあるかもです。

けれども、時に、人生を変える出会いがあるので、根気強くやってみても良いかもです。

理想としては、自分と似たタイプを探し、メンターに繋がるような人を見つけると良いかもしれません。



「OB/OG訪問サイト」ビズリーチ・キャンパス

下記記事にも書いておりますので、参考にしていただけますと幸いです。

出版就活!OB訪問をした方が良い8つの理由!

メンターを見つける

OB訪問を通して、推奨していることがメンターを見つけることです。

エントリーシートを添削してもらったり、面接の練習をしてもらったり、適宜アドバイスをいただける人を見つけると良いと思います。

特に、エントリーシートは、人に見てもらったものと、自力で書いたものには、レベルに大きな違いがあります。

また、面接も落ちた時に、外から、なぜ落ちたのか客観的に分析をしてもらえるので、効果的なフィードバックをいただけることができますし、早い段階での軌道修正が可能です。

僕がOB訪問をした時には、メンターとして学生を抱えている社会人の方がいて、その人は、1〜2週間に1回直接会って、面談のフィードバックや、戦略の修正を行っていました。

また、メンターを見つける時のおすすめの軸は、
・客観的で且つ自分より優秀だと思う人
または、
・自分と似たタイプの人
だと思います。

客観的で且つ自分より優秀な人であれば、かなり俯瞰して、学生の方の能力を導いていただけると思います。

また、自分と似たタイプの人であれば、壁にぶつかった時に、同じ困難を乗り越えた経験を持つ先輩の助言をいただくことが可能です。

とはいえ、OBの方は、忙しく、中々、メンターになってくれる方も少ないとは思うので、面倒見の良い人をどうにか見つけられると良いかもしれません。

下記記事にも書いておりますので、参考にしていただけますと幸いです。

メンターを立てた自己分析で、自分の軸を炙り出そう!!

マスコミ塾に入る

僕自身も入っていたのですが、マスコミ塾はおすすめです。

情報、経験、人脈など、多くのものが揃っています。

情報ということでいくと、過去の内定者のエントリーシートや、作文、面接体験レポートが揃っているところが多いです。

また、経験ですと、例えば、面接やグループディスカッションの練習は、中々自分だけではやりにくいので、効率的に練習が可能です。

また、人脈というところでいくと、多くの内定者や、OBの方がいるので、自分の希望のOBに会える可能性が高いです。

最近ですと、OB訪問アプリもあるので、メリットは薄いように見えますが、例えば、アプリで出会った後輩だと、恩義を持って面倒を見てもらいにくいというのが正直なところです。

マスコミ塾の方は、チームの意識が強いため、メンターになっていただける可能性も高いと思います。

ただ、マスコミ塾は癖が強いところが多く、必ずしも上記の全てを網羅しているとは限らず、自分に合うところを探すのが良いと思います。

マスコミ塾に行った方が良い5つの理由!

チームを作る

意外と大事なのが、同じ志望業界の友達を見つけておくということです。

シンプルに刺激にもなりますし、情報交換も可能です。

また、マスコミ志望の人は、普通の就活をする人と、スケジュールや、戦い方も違うため、いざという時に心強いです。

大きなサークルだと、ライングループを作って、筆記試験の内容の共有もあり、ギブアンドテイクで情報戦を戦っています。

エンタメ自己分析をする

自分自身が好きなエンタメを早い段階で分析をしておくと良いと思います。

本来の就活ですと、学生時代頑張ったことから、その学生の特性を浮き彫りにされることが多いのですが、マスコミ就活生の場合は、好きなエンタメコンテンツから、学生の趣味嗜好を読み取られることがあります。

そのため、本、漫画、映画、雑誌、イベントなど、自分が好きだったエンタメ分野のものについて聞かれた時に、すぐに回答をする能力が求められます。

しかもなぜか、
・好きな作家3人
・好きな映画3つ
・最近見た映画3つ
・好きな雑誌3つ
など、3個ずつ聞かれることが多いです。

詳細は、下記記事に書いているので、参考にして下さい。

出版就活:エンタメ自己分析の勧め!

また、最近のマスコミ就活生は、VODなどのWEBサービスについても聞かれる可能性があるため、使用感について話せるようにしておいた方が良いと思います。

ネットフリックス、Hulu、dアニメストアFODプレミアムなどの動画系、dマガジン、楽天マガジン、Tマガジンなどの雑誌系など、今のうちに触っておくと良いと思います。

詳細は、下記記事に書いているので、参考にして下さい。

マスコミ就活生必見:サブスクリプションサービスへの課金を勧める4つの理由

インターンに行く

マスコミ系でインターンをやっている場合には参加をおすすめします。

もちろん、早期選考で囲い込んでもらえる場合もありますし、説明会のようなあまり得るものがないインターンだったとしても、社会人の方とお話ができるチャンスです。

かなりの確率で懇親会もあるので、そこで、連絡先をいただき、後日、OB訪問をすることも可能です。

僕自身も朝日新聞のインターンに参加し、そこで連絡先を交換し、後日、ルノアールでお話を伺いました。

インターンに行った方がいいの?早期囲い込みに注意!!


『何者』(朝井リョウ)を読む

かなりよろしくはないのですが、就職活動をすると人間関係が大きく変わることがあります。

マウントを取り合ったり、人の幸せを喜べなかったり、そういった、人間の内面のリアルが描かれているのが、この小説です。

等身大の大学生の弱い部分が丁寧に描かれているので、この小説を読むと、就職活動によってどのような精神状態に陥りやすいのか事前に理解することができます。

また、就職活動のあるあるが散りばめられていて、全体としても疑似体験をすることが可能です。

何より、直木賞作品であり、映画化もされた作品なので、出版就活生、マスコミ就活生は押さえておいた方が良いと思います。


何者 (新潮文庫)

最後に

いかがでしたでしょうか。

やはり、マスコミ就活は、普通の就活とは違った対策が必要だと思います。

高倍率をどのようにしてくぐり抜けるべきか早い段階での検討が必要だと思います。

早め早めの対策は本当に大切ですし、自分が遅れてしまっているという人も一つひとつ積み重ねて、内定を目指してください。

上記は一例となりますが、少しでも参考になりますと幸いです。

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