メンターを立てた自己分析で、自分の軸を炙り出そう!!

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、自己分析の方法について、
書きたいと思います。

先日、下記記事にて、
エンタメ自己分析をおすすめさせていただきました。

出版就活:エンタメ自己分析の勧め!

こちらの記事では、過去のエンタメ経験から、
自分の趣味嗜好を浮き彫りにして、
自分らしさを見つけよういったものになります。

上記の自己分析方法に加えて、
もう一つ、おすすめの自己分析の方法がございます。

それは、メンターを見つけて、自己分析をすることです。

とんでもなく、頭が良く、物事を客観的に見えている
メンターによって、自分の軸を導いてもらうことをおすすめします。

自分の経験で言うと、あくまでも選考の過程ではあるのですが、
DeNAさんを受けていて、そういった経験がございます。

DeNAさんは、僕の受験当時は、
志望動機を受験生に聞かないということで有名な企業でした。

学生の今までやってきたことから学生の軸を浮き彫りにして、
受験者の軸がDeNAさんにマッチするかどうか確認するという選考でした。

DeNAさんの選考の特徴では、
自分が話したこと、一つひとつに対して、
「なんで、そう思ったの?」と問いかけてきます。

そのため、自分の原体験を話し、
その経験に基づく思考を掘り下げられます。

最終的には、自分自身の学生時代に頑張った経験から、
中学の頃の親友の話や、
自分のコンプレックスといった、
奥深い話まで、追及されました。

イメージが湧きにくいと思いますので、
ほんの一部となりますが、
下記やり取りとなります。

著者の経験

面接官「どういった理由で企業を選んでいるので」

受験者「面白いかどうかです」

面接官「君にとって面白いって何?」

受験者「新しいことをやっているのを応援することです」

面接官「なんでそう思うの?」

受験者「ドキュメンタリーの撮影の経験からです」

面接官「なんでドキュメンタリーを撮影しようと思ったの」

受験者「論文よりも、卒業制作の方が卒業が難しいため、面白いと思ったからです」

面接官「君は、挑戦するのが好きなんたね」
なんで挑戦するのが好きなの?」

受験者「わくわくするからです」

面接官「なんで、わくわくするのが好きなの?」

受験者「う〜ん」

面接官「自分の言葉が見つかるまで待つよ」

受験者「…」

受験者「…」

面接官「他には、挑戦したエピソードはないの?」

受験者「海外インターンです」

面接官「なんで海外インターンに参加したの」

受験者「学生時代を振り返った時に、海外行きたい…と思いつつ、中々その経験がなかったからです」

面接官「なんで海外に行きたいと思ったの」

受験者「新しいものに出会うのが好きだからです」

面接官「昔から、新しいものに出会うのが好きなの?」

受験者「昔は、普通でした。ただ、雑誌を読んだりするのは好きでした」

面接官「なんで、昔は、普通だったのに、今は、挑戦するようになったの?」

受験者「震災があって、なんとなく生きていたけれど、それじゃ、良くないなぁ〜と思って、
変わらなきゃいけないな〜と思っていて、その時に愛と幻想のファシズムを読んで、
もっと、力強く、いろいろなことに取り組んで世界を広げていきたいと思ったからです」

面接官「それじゃあ、君の学生の様々な経験には、震災があって、その本が強くあるんじゃないかな。
そして、自分を変えるためには、新しいことを世界を広げることが大切という考えがあるんだね。
そのため、挑戦しているんじゃないかな」

受験者「なるほど…」
=====================~~

少し強引ですが、省略すると、上記のように、
なんで、という質問を何度も投げかけられることで、
自分の経験を面接官に深掘りされました。

自分より経験が豊富な人に、
今までの経験を掘り下げてくれる人がいることで、
自分の経験の棚卸と深掘りが可能になります。

上記は例ですが、
自分自身の学生時代頑張ったこと、自己PR、志望動機を元に、
徹底的に、「なんで?」の応酬を受けることで、
自分の言葉に磨きがかかり、
自分自身のやりたいことに向き合うことができると思います。

結論から言うと、就活する際に、
俯瞰できているメンターに、
話を引き出してもらったり、
アドバイスをくれる人がいると、
とんでもなく、濃密な気づきを得ることができるということです。

そのため、なんでもさらけ出せるという先輩がいたら、
まずは、この記事を見せつつ、
「自己分析で悩んでいます!!」
と相談をしてみるといいと言い思います。

どなたか信頼のできる内定者や、OBの方に相談し、
徹底的に掘り起こしてもらってください。

とはいえ、なんとなくの勢いで、
自分の軸とかなく、内定している先輩もいるので、
自分とタイプが似ていて、
且つ、客観的に、物事を見れているタイプの先輩を選ぶと思います。

もしくは、クリティカルシンキングなどの実践トレーニングを受けたことがある人でも
良いかもです。

DeNAさんには落ちてしまいましたが、
その後、2社内定できたのは、
間違いなく、DeNAさんのおかげだったりします。

なぜなら、上記の、「なんで責め」は、本当に一部で、
自分という人間を徹底的にさらけ出し、
自分の適性をあぶり出してくれたからです。

意外と人に指摘されないと、
自分らしさは気付かないものです。

DeNAさんは、最終的に落ちてしまったのですが、
その時の経験が本当にためになり、
どうしてもお礼を言いたく、
社会人になり、一緒に飲んでいただいたこともあります。

選考という形でありながら、
熱く向き合っていただけたことに、
心から感謝しました。

選考では、そういった、素敵な出会いもございます。

少しでも参考になりますと幸いです。

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