DeNA一次面接.二次面接.三次面接.グループワークレポート!





こんにちは。
出版太郎です。

本日は、DeNAさんの選考について、

DeNAさんですが、今の就活生の方は、
野球というイメージが強いと思いますが、
実は、僕の就活生時代のイメージでいうと、
超頭脳集団というイメージが強かったです。

IT特有のイケイケどんどんというよりも、
社員の方は、日本最大の偏差値を誇る東京大学の方が多く、
ロジカルに新規事業が組み立てられているという
印象でした。

当時は、下記のような、なぜ、東大生が、
DeNAに入社するのかといった、記事もあり話題となっていました。

なぜDeNAに入社する東大生が多いのか? 新卒の4分の1を東大生が占める理由
http://www.todaishimbun.org/dena/

DeNAさん対策として、下記社長の本とロジカルシンキングの本は、事前に読んでおくと大変対策が練れると思います。


不格好経営―チームDeNAの挑戦


東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート: 「2ステージ、6ポジション」でつかむ「話し合い」の新発想!

全体を通した就活の印象としては、
優秀な社員の方が多く、濃密な時間を過ごすことができたなと思う一方で、
優秀な人が多く、能力的に叶わないなと素直に思いました。

今回は、当時の面接体験をできる限り思い出し、
頑張って文字化いたしますので、
少しでも参考にしていただけますと幸いです。
※最新の情報は、OB訪問から獲得して下さい。

DeNA一次面接

面接官:2人
学生:4人

まず最初に面接官から、
「自己PRをお願いします。手を挙げた人からです」
という質問がありました。

面接の前日に友人と話していたら、
「出版太郎にぴったりのフレーズがCMでやってたよ」
と教えてもらい、面白かったので、早速試してみました。

「逆風を追い風に!出版太郎です!」と。

一次面接では元気さが大事だと思い、
とんでもないくらい、大きな声で喋りました。

奇策ではあったのですが、
その後、3人の学生が自己紹介をしたのですが、
僕の大きすぎる声から、
他の人たちは、萎縮していました。

マスコミ就活を経験している人は、
自分自身にキャッチコピーをつけたり、
大きい声で話したり、何かしらの差別化というのを
準備しておくものなのですが、
一般企業の受験者の場合には、
そういったテクニックを使う人が少ない場合があり、
結果的に、差をつけることができたと思います。

もちろん、DeNAさんは、挑戦を応援する企業なので、
そういった、変わり種の自己紹介は有効なのですが、
一般の真面目な企業ですと、地雷を踏む場合もあるので、
注意は必要です。

過去の下記記事あたりも参考にしてみてください。

一般企業にはマスコミ志望ってバレない方が良いって本当!?

大きな声の自己紹介の後は、自己PRの掘り下げの話がありました。

外資系企業のインターンの話をしたのですが、
・なぜ、興味を持ったのか
・なぜ、挑戦をしたのか
・その経験から、何を学んだのか
と、自分の経験を掘り下げられました。

他にエピソードないのという話になり、
「女心より、馬心」といったキャッチコピーとともに、
競馬の話もしました。

他の人のエピソードが、
体育会の部活動、ゼミのプログラミングの授業、海外留学と、
真面目なエピソードがあったので、
差別化をすることができたと思います。

ただ、その後、体育会の部活動の人と、
海外留学について話した人とは仲良くなりました。

DeNA二次面接

面接官:1人
学生:1人
時間1時間

一時間、ひたすら、自分の経験について、
なぜと問われ続けました。

エピソードは、一次面接で話した、
外資系インターン及び、
競馬についてです。

上記のエピソードについて、掘り下げるだけでなく、
自分自身の幼少期から高校生くらいまでの原体験が、
上記の経験とどのように結びついているのか、
聞かれました。

詳細は、下記記事を参考にして欲しいのですが、
当時のDeNAさんの就職活動は、自分の軸と、
企業のマッチングを炙り出すもので、
志望動機は、聞かれません。

メンターを立てた自己分析で、自分の軸を炙り出そう!!

ロジカルシンキングと、
会社との相性を見られている印象で、
とにかく、自分をさらけ出し、
それをロジカルに語れるかどうかを問われました。

DeNa三次面接

面接官:1人
学生:1人
時間:1時間予定だったが、30分程度で終了

二次面接と別の方が面接官でした。
ただ、二次面接の内容は、
引き継がれているようで、
改めて、僕の軸について、
話すように言われました。

ここで、問われていたのは、
ロジカルシンキングと、会社との相性と、
そして、何より、熱量でした。

その面接官の方が、とにかく熱い方で、
次のステージに上がるための、
意思確認をしてきました。

僕自身も面接を通過していく中で、
DeNAの社員の方って、魅力的だと思い出してきた頃だったので、
自分の熱量をぶつけました。

しっかりと伝わったのか、
その後の面接は、流しで、競馬好きという話をしたら、
「DeNAには、競馬が好きな人多いから、部活を作ってよ」
といったことを言われ、終始和やかに面接は終わりました。

二次面接である程度評価をしていただけていたので、
参加確認といった形でした。

DeNAグループディスカッション

面接官:2人
学生:2人
期間:二日間

ついに、グループディスカッションです。
あくまでも噂ではありますが、
DeNAさんでは、グループディスカッションが、
ほぼ、最終の位置付けという風に聞いていました。
※事実は分かりません

また、チラ見したら、出席簿には、4人の名前が書いてあったのですが、
来たのは、僕ともう一人で、計2人という、
グループディスカッションというよりも、
対話に近い、ディスカッションとなりました。

ちなみに、優秀であればある程、
面接の回数が少なく、
グループディスカッションに臨めるとのことで、
相方の学生は、一次面接の次がグループディスカッションとのことでした。

グループディスカッションの進め方としては、二日間で、意見を交換し、
二日目にプレゼンをするものでした。

数時間ごとに、途中経過を社員の方に報告し、
相談をするというものでした。

テーマは、
遺伝子検査・DNA検査のMYCODE(マイコード)
という商品の新規ビジネスでした。

MYCODE(マイコード)は、南場社長の肝入りの企画で、
夫の闘病を機にヘルスケアに関心を持ち、
進められたものでした。

参考記事:南場さん、なぜDNA解析を始めるのですか?
DeNAの南場智子取締役を直撃!
https://toyokeizai.net/articles/-/42313

1日目

今回のグループディスカッションで、
難しかったのは、
2人ということです。

自分の意見を通す場合には、
相方の意見を100パーセント変えなくてはならず、
且つ、納得感も持って進めてもらう必要がありました。

僕たちは、とりあえず、ブレスト行っていきました。

マインドマップを広げ、その中で、意見を交換しました。

その中で、遺伝子検査のビジネスの中で、
メンタルの部分で、ビジネスの拡大がされていないというところに、
注目しました。

そのため、メンタルヘルスと遺伝子検査を組み合わせた企画を
立案することになりました。

そして、企画の仮組みを作り、
社員の方に途中経過のプレゼンをしました。

すると、恐ろしいくらい不評でした。

なぜなら、メンタルヘルスと遺伝子検査の部分では、
倫理の部分で、世の中的にも議論が足りないので、
ビジネスとなるとハードルが高くなるとのことでした。

例えば、僕たちのアイディアとしては、
遺伝子検査を通して、就活の自己分析をすれば、
企業選びをする段階で、
ある程度、自分の適性を把握できたり、
思わぬ角度から、気づきがあるのではないかというものでした。

しかし、倫理的な観点でいくと、
例えば、企業が遺伝子検査を通して採用をすることで、
優秀でない遺伝子の学生を弾いてしまったりと、
倫理的に良くない方向に拡大する可能性があるとのことでした。

また、遺伝子検査が、そもそも、社会的に受け入れられていない中で、
メンタルの部分は、踏み込み過ぎとのことでした。

社会的にも議論が足りず、二日間のプレゼンでは、理論武装ができないとのことでした。

そのため、社員の方から、方向転換をすることをおすすめされました。

フィードバックが終わり、
相方と、方向転換をしようと、ブレストをしたのですが、
結論からいうと、再度、メンタル領域で責めることになりました。

僕自身は、こういったことは、面倒臭がるタイプなので、方向転換しようと思ったのですが、
相方の思い入れも強くあり、且つ、
こういった分野こそ新規ビジネスとしてやりたいとのことでした。

確かに、一理あると思い、僕たちで、理論の枠組みを作り、
今度は、説得力のある提案ができるようにほとんどの時間をデータ集めに
時間を割きました。

何回かの社員からのフィードバックをいただけるタイミングでも、
現段階では、理論武装でのデータを集めている段階と、
曖昧なお戻しをしました。

そして、夜の最後のフィードバックの時間の時に、
企画を固め提案をしました。

データもそもそもこの世になく…だったのですが、
ありもので必死に理論武装しました。

しかし、結論は、初日の1回目と同じフィードバックでした。

メンタルヘルスの分野では反対意見が多く、
且つ、それに、対する反論が不十分というものでした。

しかし、夜遅い時間で、次の日には、プレゼンです。

一から別の企画を組み立てる時間はありません。

そのため、社員の方が入って、
ロジカルのフレームワークを固めるお手伝いをしていただけることになりました。

途中、エナジードリンクも差し入れしていただき、
確か、22時を過ぎまで議論をしたと思います。

そして、社員の方も入り、ダメな企画であることは承知ではありますが、
なんやかんやで、発表用の理論を固め、間に合うことができました。

2日目

とにかく、僕は、めっちゃ早く起きて、
会社に行きました。

そして、足りないデータを集めました。

二日目は、早い時間帯で、発表があるので、
二人で手分けをして、
資料作成をしました。

また、質疑応答に備え、
データをかき集めました。

あっという間に発表の時間になり、
序盤がデータ部分、後半が企画部分となりました。

僕自身は、データ部分を多く担当していたので、
僕が発表し、相方は、後半の企画部分を発表しました。

企画内容としては、拙かったのですが、
僕自身は、大きな声で行い、
「君の元気は良かった」と言ってくれました。笑

フィードバックとしては、
やはり、初日の1回目のフィードバックの時に受けた、
基本的な指摘があり、
会社として、ビジネスとして、企画を通すには、難しいということでした。

その後は、個人のフィードバックが面談室であり、
逆質問で「僕が足りなかったものは?」
と聞いたときに、「ロジカルシンキングの力がまだ足りない」
という風に言われました。

また、後から知ったのですが、DeNAを受験する人は、
ロジカルシンキングの本など事前に読んでいる人が多く、
こういったことに関心がある人が、受験するとのことでした。

この部分では、情報収集が甘く、もったいなかったと思いました。

また、社員の方から、良かった点についてもフィードバックいただき
「コミュ力と多様性と企画性」と言われました。

濃密な二日間を過ごした社員の方に言われたので、
とても嬉しかったです。

ただ、上記3点を考えると、
やっぱり、僕は、DeNAより出版社の方が向いていると思いました。

フル稼働をした二日間でしたが、
社員の方がとても熱い方で僕自身も熱くなったのを覚えています。

また、ロジカルシンキングの部分で、
様々なアドバイスがあり、濃密な二日間から、
かなり成長することができました。

飲み会

最後は、社員の方2人と、
学生2人で、お疲れ会をしました。

時々、
「なんで、うちの会社に入りたいの?」
「うちに入ったら、何をしたいの?」
といったことも聞かれました。

ただ、ものすごいフランクで、
本当に入社した時のイメージを想定して、飲み会をしているようでした。

意識の高い会社のため、
ものすごいフランクに
「君の野望は?」とも聞かれました。笑

最後に

いかがでしたでしょうか。

当時と比べて、IT業界でのDeNAさんの立ち位置も変わってきているとは思いますが、
企業の温度感など、少しでも参考になりますと幸いです。

実は…ですが、当時の相方と、その時のメンターの方には、
社会人になってから、飲んだりもしました。

特にメンターの方には、本当に熱く向き合っていただき、
自分自身が本当に貴重な経験をしたという意識がありました。

そのため、実際に、お礼を言いたいという想いが強く、
ご連絡をしました。

こういった、ただの数十社を受験したうちの一つの選考に過ぎないのですが、
かけがえのない経験をすることもあります。

是非、色々チャレンジをして、
貴重な出会いに恵まれることを祈っております。

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