日本テレビ/一次面接/二次面接/グループディスカッション対策

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、日本テレビの一次面接・二次面接・グループディスカッション
の体験談を書こうと思います。

過去の経験となるため、
最新の情報を知りたいという人は、
OB訪問で情報収集をして下さい。
※ちなみにですが、僕もビズリーチキャンパスを使っているので、もし良かったら、申請をしてみてください。


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まず、日本テレビについてですが、
超人気番組が多く、
今、最も勢いのあるテレビ局かと思います。

2017年度のバラエティ番組の視聴率ランキングでは、
引用が、ヤフー知恵袋で恐縮ですが…
下記のように、20作品中、13番組が、日本テレビとなっており、
さらに、1位〜6位を圧倒的なパワーで独占をしています。

——————————
【引用】
01位 NTV 19.3% 世界の果てまでイッテQ!
02位 NTV 16.9% ザ!鉄腕!DASH!!
03位 NTV 15.7% 行列のできる法律相談所
04位 NTV 15.0% しゃべくり007
05位 NTV 13.9% 踊る!さんま御殿!!
06位 NTV 13.7% 世界まる見え!テレビ特捜部
07位 NHK 13.6% ブラタモリ
08位 NTV 13.3% 有吉ゼミ
09位 NTV 12.8% 1分間の深イイ話
10位 NTV 12.7% 世界一受けたい授業
11位 TBS 12.5% プレバト!
11位 TBS 12.3% ぴったんこカン・カン
11位 TBS 12.3% 金曜日のスマイルたちへ
11位 NTV 12.3% 笑ってコラえて!
15位 NHK 12.2% 鶴瓶の家族に乾杯
16位 TBS 12.1% 爆報THE フライデー
16位 NHK 12.1% ガッテン!
18位 NTV 12.0% おしゃれイズム
19位 NTV 11.5% 火曜サプライズ
20位 NTV 11.4% 嵐にしやがれ

参考
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14184007029
——————————

さらに、下記のような記事もあり、やはり、日本テレビは、
今のテレビ業界の中心にいるのかなと思います。

参考記事:2017年視聴率「最終戦争」絶対王者・日テレに死角はあるのか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53612

また、最近ですと、下記のように、どうにか、テレビ朝日も一矢を報いていますが、
基本的には、テレビ朝日が勝ったというよりも日本テレビが負けたといったニュースのタイトルの付け方になっております。

参考記事:日テレ、5年ぶりに視聴率3冠逃す テレ朝が全日帯逆転
https://www.asahi.com/articles/ASLBY56TDLBYUCLV00T.html

昔は、フジテレビが強いという印象でしたが、
現在は、日本テレビを中心にテレビが回っている
という印象です。

さらには、Huluと組むのも早かったり、大手テレビ局でありながら、新しいことにも積極的に乗り出しています。

参考記事:日テレがHuluを買う理由 Huluが日本事業を売る理由
https://www.huffingtonpost.jp/2014/02/27/hulu-nippon-tv_n_4870897.html

デジタルビジネスは、日本テレビとしても力を入れているところなので、
一旦、お金は使わずの無料体験でも良いので、最低限面接でHuluについて語れるようにしておいた方が良いと思います。
※もちろん、課金をして、定期的に使用感を確認するのも大切ですが…

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そんなテレビ局の王者、日本テレビですが、
どのような人がいるのかというと、
個人的な印象ですが、エリートっぽい人が多い気がします。

なんとなくですが、頭が良いなあ〜と。

また、体育会系の人も多いかもです。
もともとテレビ業界にはがっちりした人が多いのですが、
やはりがっちりしています。笑

上記は所感ですが、OB訪問をして会ってほしいところです。
下記一次面接・二次面接・グループディスカッションの体験談について
書いてみますので、参考にしてみて下さい。

日本テレビ一次面接

・面接官:2人(男2人)
おそらく片方が、報道、片方がバラエティ
・受験者:1人
・時間:5分程度

とにかく、ベルトコンベアー式で、
端から順番に回されていくイメージ。

この日は、恵方巻きを食べた次の日だったので、
個人的に、恵方巻きにあたり、
お腹がピーピー。

とはいえ、面接には、超集中で望んだ。

まずは、志望動機を聞かれ、
学生時代の映像制作の経験から、
なぜ、テレビ業界を志すのかを話した。

また、何の報道番組が好きかと言われ、
NEWSZEROのとあるワンコーナーの話をした。

面接官の反応も上々で、
報道志望の面接官は、
途中から、OKサインのようなものを、
相方の面接官に出していた。

すると、相方の方は、
「君が報道を志望する理由は分かった」
バラエティ番組について、
いくつか、質問をされた。

『ぎゃっぷ人』という番組が好きだと話すと、
「君は、通だね」と言われ、
「他局だとどうかな?」と聞かれ、
個人的に好きだったけれど、
ワンクールで終わってしまった、
『オデッサの階段』の話をした。

面接が進み、タイマーが鳴ってしまったが、
まだ、話をしたいと、
いくつか、オーバーをしつつ、
テレビについて雑談をした。

個人的にも楽しく、
尚且つ、面接官の人も、
若いテレビ好きの人の考えをリサーチしているという
印象だった。

◆ポイント
元気な声と、明確な志望動機。
テレビ志望であることがしっかり伝わると良い。

日本テレビ二次面接

・面接官:2人(男2人)
・受験者:1人
・時間:15分程度

控え室で、人事部の人が、緊張をしないように、
声を掛けてくれた。

控え室にいたのが、
ヒョロヒョロの僕と、
ラグビー部の人だったので、
「君は運動をしてなさそうだね〜」と
和やかにいじられていた。

そして、声がかかり、面接に。

個人的に決め打ちをしていたのだが、
面接会場に入ったら、
とんでもないくらい大きい声で、
「おはようございます!!!!」
と言って入って行った。

ちなみに、お昼時だと、変なので、
「おはようございます!!!!」
を言うために、朝一の時間帯で面接を申し込んでいた。

面接官の人のつかみも良く、
その日も、
「元気がいいね〜」と場を和ませることができた。

それから、面接となり、
志望動機の掘り下げをひたすらされた。

「志望動機は?」
「学生時代で頑張ったことはどのように生かせる?」
「なぜ、報道志望なの?」
「好きな報道番組は?」
「入社したら、まずは、誰を取材する?」
「なぜ、日本テレビなの?」
「君は、何を社会に伝えたいの?」
「君は、視聴者をどうしたいの?」
と、
一つひとつの言葉の整合性、
人間としての軸、
そして、報道への想いを聞かれた。

とにかくテンポが早く、
正直な言葉を求めているように感じた。

私自身、自己分析をした上で、
しっかりと、根を張ったものを
用意していたので、その場で考えつつ、
しっかりと話せた

どのように生きてきて、
どのようなきっかけで報道に興味を持ち、
日テレに入って何を実現したいのかを、
問われた。

ラリーの応酬の中で、
全力で熱い気持ちを届け、
面接官も楽しんでくれているようだった。

その他にも、
「体力があるの?」
といったことも聞かれ、
「映像制作で2日寝ないで編集をしたことがある」
というお戻しをしたが、
これは、おまけのように感じた。

しっかりと深掘りをされた濃厚な面接の時間の中で、
自分の生き様をぶつけ、
そして、日本テレビで実現したい夢を熱く語った。

タイマーの音が鳴った時に、
面接官の人も、「あ〜あ、もう終わっちゃった」
と言ってくれ、通過を確信した。

自分自身の面接史上、
最も熱く、そして、気持ちを届けることができた。

面接官も僕も、少し感傷的になっていて、
気持ちがつながっている感覚があった。

歴代最高のパフォーマンスだった。

◆ポイント
志望動機の深掘りが大切。
特に視聴者に何をどのように届けたいのか、
考えて面接に臨むと良いと思う。

二次面接を終えて

こんなにも熱く気持ちをぶつけ、
夢を語り、出版社志望の僕としては、
心が揺らいでいました。

果たして、テレビ業界で働く自分はイメージできるのか、と。

そもそも、あんなにお化けみたいに忙しい会社で、
体力が持つのかと。

ただ、二次面接で、面接官と本気で気持ちを交換し、
テレビ局で働く気はないけど、
・日本テレビでは働きたい
・あの面接官とは一緒に報道をやりたい
という気持ちを抱き、
グループディスカッションに臨みました。

日本テレビグループディスカッション

面接官:2人
※メンターのような立ち位置
学生6人
時間:めっちゃ朝早くから、めっちゃ遅い時間まで

通過の連絡がきたときは、やっぱりと思ったと同時に、
僕の携帯が、非通知の電話を受信できない設定になっていて、
人事の方に、少し、怒られた…

また、候補日のうちの一つを、
サークル活動でNGとしていたので、
少し、質問をされたが、人事の方が、調整をしてくれた。

また、スニーカーで来ることと言われ、
急遽スニーカーを購入した。

また、当日は、一切の携帯電話の使用がNGで、
親などに事前に伝えておくように言われた。

当日は、とにかく、朝が早かった。
僕は少しだけ早めに行った。

ただ、これはミスだったと後悔している。

来た人から順に、席に座るので、
グループディスカッションで、
優位に話を進める場所に座れなかった。

個人的には、話に切り込みやすい真ん中を狙いたかった。

また、早めにきた人で、もうすでにコミュニケーションを
取っていて、ちょっと、スタートダッシュに遅れた。

ちなみに、リーダーの立ち位置についた人は、
一番最初に来たとのことだった。

戦略負けだと思った。

グループワークは、2回実施された。

1回目は、日曜の20時に面白い番組を作れというもの。
議論をしつつ、半日で答えを出すものだった。

事前に、課題が与えられていて、
みんなが企画資料を持ってきていた。

僕個人が持ってきた企画のみ、報道番組だった。

他の人は、もともと、イッテQの時間帯のため、
自分の希望している分野ではなく
シンプルにバラエティの企画を持参していた。

そのため、僕自身の企画は、まず、報道という理由で、
却下された。

個人的には、自分の企画を却下された時に、
すぐに食い下がるのは、イメージが良くないと思ったので、
反論しているようにしつつ、
コミュニケーション能力があるよという
アピールをするために、渋々譲った。

また、みんなで意見交換をしていて、違和感を抱いたのが、
話の進め方がいつもと違い難しいということだった。

後から分かったのだが、
ほとんどの人がテレビ局志望ではなかった。

外資系コンサル志望の人が多かった。

理由としては、日本テレビは、選考が早く、
面接慣れをしていないテレビ志望の人が結構落ちていた。

それに反し、外資系コンサルは、
選考のスタートが早く、
面接慣れをしている人が多く、
テクニックで通過をしている人が数多くいた。

そのため、議論は、
ロジカルシンキングをベースにした、
フレームワークでの進行だった。

「これって、そもそも、面白くないよね」といった意見も
設定しているアジェンダとの
整合性というところで、聞いてもらえなかった。

また、面接を何回か通過した人が集まる、
グループディスカッションは、とにかく優秀な人が多い。

例えば、書記を担当している人も、
みんなの意見を吸い上げているように見えて、
実は、自分に優位なものだけを書き残していた。

また、面接官の前だけ、めちゃくちゃ、
コミュニケーションを取るのが、上手い人もいた。

もちろん、僕も打算的なプレーはたくさんありましたが…笑

結果として、午前は、それなりのバラエティ番組の企画を作り、
プレゼンをした。

印象に残っていたのが、
リーダーがめちゃくちゃ喋る人だったので、
みんなが、二番手通過を狙っていた。

そのため、賢い人は、
プレゼンは、なるべくリーダーにやらせて、
その他の人を突出させないようにしていた。

今になって思うと、大声で自分が手をあげていたら、
流れが変わっていたかなと思う。
※コミュ力が低いということで、一番最初に落ちていたかもだが…笑

そして、いよいよ、2回目のグループディスカッション。
メンバーは同じ。

今回は、自分たちで作った企画を、
実際のプロのカメラマンが、3分の動画にしてくれるというものだった。

撮影場所についてはクジを引き、
僕たちは、レストランで撮影をすることになった。

結論から言うと、前半同様、
ひたすら、フレームワークによる、
アジェンダセッティングといったもので、
議論は結構しんどかった。

途中で、メンターから、フィードバックがあり、
もっと、面白い切り口から、広げていった方がいいのではという
アドバイスがあり、
個人的に、そのような進め方を押していたので、
まだ、通貨の可能性はあるかなと…と思った。

とはいえ、受験者の半分が外資系コンサル志望で、
なんと、そもそもテレビを好きな人がいなかった。

そのため、最近のテレビのトレンドいった議論もなく、
とにかく、マーケティングとして、
無難な番組が作られていった。

個人的にも空気を読みがちな性格で、
かつ、主要メンバーが、同じ方向に進んでいたので、
あまり、上手く、意見は出せなかった。

企画は全く面白く感じられなかったので、
個人的なアピールの仕方として、
議論を進める調整や、進行面での人間関係の調整を
主に行った。

その後、企画を作り、台本を作り、絵コンテを作り、
プロのカメラマンに撮影をしてもらった。

夜も遅くなり、結構みんなで熱くつながるかと思ったけれど、
割とみんなライバル視が強かったからか、
本当に良いものができたというよりも、
グループディスカッションにおいて、
各人がコミュニケーション能力がアピールできたという感じだった。

作品にこだわっている人は、いなかった。

その後は、3分間の動画を審査員に見せて、
この作品についてプレゼンをすることになった。

一人すごいアピールが上手い人がいて、
リーダーとアピールが上手い人と、おそらく絶対落ちるであろう人の3人で、
プレゼンをしようという意見が出てきた。

とはいえ、流石にここでアピールできないと良くないと思い、
その他の人も焦り、みんなでプレゼンをすることになった。

プレゼン自体は、よくなかった。

まず、とにかく動画つまらないというフィードバックを受けた。

この作品のどこが面白いのかと突き詰められた。

とはいえ、みんな面接を通過したレベルの高い人で、
自分の意見が通っていない人も、
なぜ、この企画をやりたかったのかを
熱意を込めて説明していた。

決して、他人事にはしていなかった。

結果として、けちょんけちょんに言われるプレゼンだった。

その後は、お疲れ様という雰囲気になり、
一日付き合ってくれたメンターから、
印象的な言葉をいただいた。

「今の世代は、全然とんがっていない」

全てのグループでそうだったとのこと。

こっちの方が面白いのにといった、
やりとりがほとんどなかったとのことだった。

確かに、グループディスカッションの対策法として、
他の人の意見は否定しないといったテクニックがあり、
みんながそれを取り入れていて、
まとまり過ぎたつまらないグループディスカッションになったのかなと思う。

とはいえ、かき乱すような人は落ちるのでは…と思ったが。

そして、最後に、一人ずつ、メンターと
面接をした。

「どうだった?」と聞かれて、
個人的に報道志望として中々自分を出せなかったという話と、
2次面接で出せた熱量が出せなくて悔しいという話をした。

また、これは全員に聞いているらしいのだが、
「通過してほしいと思う人を2人あげて」
と言われた。

これを通過すると次は最終面接。

テレビ志望は、一人もいなく、
テレビ好きも自分だけ。

全員落とした方が良いですよと言いたくなったが、
その日、汗を掻いて頑張ってくれた二人の名前を伝えた。

本当に長い1日で、
家に帰って、ビールを飲んで、すぐに寝た。

◆ポイント
面接通過者だけのレベルの高いグループディスカッションに慣れる必要がある

最後に

いかがでしたでしょうか。
日本テレビの面接について、
ヒントとなるようなことを
散りばめたつもりです。

個人的にもテレビは好きなので、
テレビ好きの皆さんは、
最大限準備をして臨んでください。

少しでも、ためになりますと幸いです。

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