考えるヒント:就職浪人について





こんにちは。
出版太郎です。

本日は、ツイッターでも質問が多い、就職浪人について書きたいと思います。
おそらく、大手三社が終わり….準備不足を悔いたり、もしくは、どうしても諦め切れないという想いを抱き、もう一年を視野に入れながら就活を継続されている人も多いと思います。

数千人の応募から、たった1人の採用の企業もある中で、出版就活は本当に大変で、就職浪人は大きなリスクです。

僕自身の経験で言うと、就職浪人はしていないのですが、就職活動は2回しています。
また、今まで来てくれた学生の方や、マスコミ塾で出会った友人から、就職浪人の話を聞いてきました。

今回は、こちらを元に、出版就活の就職浪人について僕自身の考えを書いていきます。

就職浪人は、極めて個別的なアドバイスが必要なものであり、中々記事で一般論を書くのは難しいのですが、就職浪人を検討する上でヒントにして欲しいと思います。

課題は明確化しているか?

僕自身、就職浪人について、質問を受けた時に必ず前提として話すのが、「なぜ、落ちたのか、原因が明確になっているのか?」ということです。

例えば、マスコミ就活を勝ち抜くエピソードを持っていないということでしたら、自分のアピールしたいスペックの延長線上で経験を詰めばいいと思います。
また、面接は通過するけれど、筆記が苦手という人であれば、一年間死に物狂いで、勉強をすれば良いと思います。

そのため、まずは、自分が落ちた原因を分析し、それに対して、翌年の就職活動までに間に合わせられるかどうか、考えてみると良いと思います。

ちなみにですが、就職浪人をしたのにも関わらず、翌年も落ちてしまっている学生が多いのが、課題の明確化ができていない、もしくは、課題が明確となっているのに、ついつい得意な分野の練習に時間を割いてしまうという人が多い印象です。

課題が明確でない場合はどうする?

基本的に落ちている理由が分からない場合には、何人かのOBに直接相談をしてみることを強く推奨しています。

例えば、会社とのマッチングなのか、エピソードが弱いのかなど、他者の視点が介在することで、客観的な意見を取り入れることができます。

また、内定者の方は、内定の方法を知っているため、俯瞰をした上でアドバイスをできる人が多いです。

とはいえ、優秀なOBでないと的確な指摘ができないことも多いので、何人かの人に相談をしてみると良いと思います。

ちなみに、選考状況は、いかがですか?

就職浪人を検討する上で大切なのが、現段階での選考状況です。

一年目に全く通過しなかった人は、残念ながら翌年も通過することが難しい可能性が高いです。

特に、一次面接や二次面接で落ちてしまっている人は極めて厳しいです。

ただ、就活は本当に不思議で、一例ではありますが、エピソードを変えたり、型にはまらず、自分の好きなことを話したりすることで、本当にある日、急激に通過するようになることがあります。

僕の友人も、学生時代に頑張ったことを聞かれた時に、最初は型にはまってサークルの話をしていたのですが、途中から、やけくそになり大好きな落語の話をするようにしたら、一気に通過し、そのままテレビ局に内定をしていました。

そのため、現段階の選考状況が芳しくない人は、試行錯誤を繰り返し、コツをつかむことを意識してください。

本当にゾーンに入ったように、ある日通過をしだす人がいます。

コツを掴み、ある程度通過をする経験を積めば、良い流れで翌年に持ち込むことができるので、トライをして欲しいです。

就職浪人は不利なのか?

結論から言うと、企業によるというところかと思います。

周りの人の話を聞く限り、マスコミ企業は、ほとんど影響がないけれど、一般企業のエントリーシートの通過率は悪くなってしまったという話を聞きます。

つまり、倍率の高いマスコミを受けつつ、一般企業を保険にする戦い方をする場合、一般企業の内定を取れる確率も落ちてしまうリスクがあります。

エピソードは大丈夫ですか?

必ずしも、すごいエピソードを持っている必要はありません。
ただ、何かを深く好きなエピソードだったり、何かを頑張ったエピソードはあるに越したことはありません。

僕自身もOB訪問を受けていて思うのが、持っているエピソード的にマスコミは難しいんじゃないかな…と思う人がいます。

そのような場合には、時間をかけて自分のエピソードを育てなくてはいけません。

場合によっては、そもそも今、就職活動をしている場合ではないかもしれません。

今一度、自分の持っているエピソードの競争力について考えてみると良いと思います。だって、数千人の応募から、たった1人の採用の企業もあるからです。

ただ、出版社は、そもそも、それほど、頑張ったことを聞かれることは少なかったりもするので、その点も踏まえつつ、慎重に精査しOBに相談をしてみてください。

大学院も選択肢の一つ

就職浪人の他にも、大学院に行くというのも選択肢の一つかと思います。

特にエピソードが弱くて落ちているという場合には、二年間という猶予を生み出すことで、自分を磨くことができます。

とはいえ、お金もかかり、また、今まで、学業を疎かにしていると、面接官からは、就職浪人をするために大学院に行ったという見え方になってしまうので、注意が必要です。

マスコミへの諦められない想いに加えて、学業への探究心など、大学院への想いがある方に良いと思います。

就職浪人をするにしても、最低一つは内定を取ろう

就職浪人をする上で、大切になるのが自己肯定感です。

内定を獲得した上で、翌年の就職活動に臨むことで、自身を持って一年間を迎えることができます。

また、内定を取るというのは一つの技術です。

内定をの取り方を知っているということは、イコールで、ある程度の選考技術を習得したということになります。

そのため、翌年の精神衛生を良くするため、そして、選考技術を高めるために、内定を獲得することをおすすめします。

無責任ですが、僕は就職浪人を推奨します

就職浪人は、極めて、個別なものです。そのため、絶対に様々な方に相談をして欲しいです。

そのため、直接をお会いをしたことがない人に、就職浪人の相談を受けると中々回答が難しいというのが正直なところです。

家庭環境や、経済状況、その人のスペック、選考状況、人柄、選考ノウハウなどなど、極めて複合的な視点から、検討しなくていけません。

ただ、それでも、僕は、就職浪人を推奨します。

出版業界は、偏愛を持つ人が集まる業界です。社会とどこか馴染めず、けれども強く好きなものや、大切にしているものがあり、それを貫いて生きていきたい人が多いです。

あくまでも僕自身はとなりますが、就職活動中、出版業界を諦めたとして、納得して人生を歩むことができるのかなと、強く自問自答をしました。

例えば、「今持っている編集者への想いを捨てながら一般企業で営業ができますか?」。

きっと、「本当は、出版社を目指していたんだけれど…」という気持ちを抱きながら、これからの社会を生きることになるのだと思います。

そのような消化不良の感情を抱きながら、これから、数十年を生きるのはどうなのだろうと個人的には思っていました。

何度もチャレンジをしたけれど、ダメだったからしょうがないと思えるところまで続けるのが、本当は精神衛生上良いのかなと思っています。

参考とするファクターとして、家庭環境や、経済状況、その人のスペック、選考状況、人柄、選考ノウハウは極めて大切ですが、個人的には、出版志望の人は、そもそも社会不適合だから、糞食らえだと思っていました。笑
※めちゃくちゃ大切ですが….

できる限りの努力をして、できる限りのチャレンジをしたいと思っていました。それでダメなら、契約社員とかもありだなと。

ただ、何度も言いますが、就職浪人をしても、一度落ちた人間は、二度目も落ちる可能性が極めて高いです。
アルバイトや、契約社員でも入ってやるという気持ちが湧かない人は、無理に就職浪人はしなくても良いかもです。

書きたいことばかり書いてしまいましたが、皆さんのこれからの人生の選択として、少しでも参考になりますと幸いです。

※と言いつつ…僕は、就職浪人をしてないですし、アルバイトでもないので、説得力がないですよね。すいません。けれども、一社も内定がない時に抱いた気持ちを元に書いています。あくまでも一意見なので、様々な人に相談をしてください。

【出版太郎の選書】

マスコミ就活生の人がどれだけ本気なのかが分かる一冊です。
就職浪人の前に一度読んでみて欲しいです。

普通の僕らの負けない就活術 マスコミ就活革命(レボリューション)


非属の才能 (光文社新書)




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA