こんにちは。 出版太郎です。 …
就活情報収集術①雑誌の振り返り企画を参照しよう
こんにちは。
出版太郎です。
本日は、年末になると、各雑誌が行う、
振り返り企画についてです。
そもそも振り返り系の企画とはなんぞやというところですが、
書店で、注目していただけると分かるかと思いますが、
年末のタイミングで、やたらと、各雑誌が一年間を振り返ります。
最近発売された日経トレンディの
18年ヒット商品ベスト30などが、
分かりやすい例かもしれません。
また、その他の例ですと、
出版業界を振り返ることができる、『ダ・ヴィンチ』のブックオブザ イヤー、
各マスコミ業界全般を振り返ることができる『日経エンタテインメント』のヒット番付
などがございます。
書店を見渡しみるといろいろあり、
家電系の雑誌は、家電についての振り返りを行いますし、
プロダクト系の雑誌は、プロダクト系の振り返りを行います。
つまり、一冊の雑誌を読むことで、
その雑誌が得意とするジャンルの一年間のトピックを
効率良く収集することができます。
意外と出版社志望の人でも、就活を始めてから、
エンタメ業界の情報を集める人が多く、
今までサボっていた分を取り返すことができます。
雑誌の振り返り企画のメリットをまとめると
下記のようになるかと思います。
①マスコミ業界研究
②出版業界研究
③一般教養対策
①マスコミ業界研究について
→『日経エンタテインメント』のヒット番付は、
マスコミ業界を受験する人は必読です。
映画、テレビ、出版、音楽、ゲームなど、
マスコミのほぼ全ての業界を網羅し、
年間を通して振り返りを行なっております。
雑誌の中身としては、
本の部数や、テレビの視聴率のランキングをもとに、
ヒットの理由を分析致します。
ヒットの裏側や時代考察まで分かりやすく説明して、
一年間の各業界のトレンドを把握することができます。
また、各エンタメのランキングが揃っているので、
自分が苦手な分野のエンタメ情報についても分かりやすく
解説があり重宝します。
個人的には、ゲームとかが苦手で、
こちらの雑誌を元に、
売れ筋と業界の傾向をつかんでいました。
また、年間の総評があるため、
おすすめとしては、過去3年間分以上の雑誌のバックナンバーを買い、
各年毎の比較を行うと、業界研究に幅ができると思います。
ベストセラーを見ても分かると思いますが、
2018年が、漫画君たちはどう生きるかに対し、
2017年は、九十歳。何がめでたいでした。
その年によって、流行の傾向が全然違うので、
全体像を把握することをおすすめします。
また、日経エンタテインメント以外ですと、
創出版社さんから発行されている
テレビ業界、映画業界、新聞業界、出版業界、コミック
といった総括をおすすめします。
日経エンタテインメントが、各エンタメ業界の
全体像をおさらいするのに対し、
創の方は、各人事部にもインタビューをして、
各会社ごとの年間の動きを振り返ることができます。
より深掘りされているので、
第一志望の業界ついては、
積極的に読んでいくことをおすすめします。
私自身は、出版業界については、過去4年間分を読んでいました。
②出版業界研究について
『ダ・ヴィンチ』のブックオブザ イヤーを
購読することをおすすめします。
中身としては、読者アンケートをもとにした1年間の振り返り企画です。
ニッチな質問ですと、「好きな出版社は?」などもあり、
本好きの読者がどのような本に関心を持っているのかが分かります。
膨大な量の出版物がある中で、
自分が志望する出版社の本を改めて確認したり、
年間の人気をおさらいすることが可能です。
こちらは、過去3年間分を読む必要はないとは思いますが、
余裕がある人は、是非、読んでみてください。
また、ドラマ化もされていますが、
このマンガがすごい!も
おすすめです。
様々な人にアンケートを取り、
今年の売れたマンガだけでなく、
これから、売れそうなマンガも紹介されています。
出版業界で注目されそうなマンガを
事前に把握しておくことができます。
特に、青年漫画が得意だけど、少女漫画は弱いといった人は、
このような雑誌を読んでおき、
自分の苦手分野の注目作品を学び、
押さえておいた方がベターだと思います。
面接では、自分の好きな分野だけでなく、
受験者の好奇心の幅の広さといったものも、
試される傾向にあります。
また、出版社の面接では、「最近注目しているマンガは?」といった
質問も多いので、こちらをもとに、まだ売れていないけど面白いマンガを
探しておくとといいと思います。
③一般教養対策について
各出版社の一般教養の筆記ですが、
上記の日経エンタテインメントからは、
よく出題されるイメージです。
新聞ダイジェストからも多いです。
最新時事用語&問題 2018年 09 月号 [雑誌]: 新聞ダイジェスト 増刊
また、日経トレンディの18年ヒット商品ベスト30を読んでおけば、
今年のトレンドも把握しておくことができます。
今年の流行がまとめられているだけでなく、
おそらく、来年流行するであろうトピックも紹介されています。
こちらの雑誌は、一般教養の筆記だけでなく、
新しいビジネス案を考える時にも
生かすことができるかと思います。
最近ですと、KADOKAWAさんでは、
毎年、新しいビジネス案をプレゼンさせられます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
マスコミ志望の人は、何から、
情報を集めていいかわからない人も多いかと思いますが、
まずは、日経エンタテインメントから、
読んでみると良いと思います。
その雑誌が伝えてきた業界の一年間を効果的に
収集することができる良い手法なので、
是非、上記にない雑誌もいろいろ探してみて欲しいです。
また、雑誌を読めば、
その雑誌を発行している出版社の企業研究にもなります。
筆者も就活時代に実践した、
おすすめの就活情報収集術になりますので、
是非、参考にしてみてください。
※ご購入時は、発売号にご注意ください。
【出版太郎の選書】
日経トレンディと合わせて、DIMEも買っていました。
DIME(ダイム) 2019年 01 月号 [雑誌]
各経済誌も年末年始に各キーワードを振り返るのでおすすめです。
週刊ダイヤモンド 2018年12/29・2019年 1/5 新年合併特大号 [雑誌] (2019総予測)
一つのアプリで複数読めるので、
こちらの方が効率いいと思います。
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