出版就活:内定したらやること「古典を読む」

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、内定した後の過ごし方ついての記事を書きたいと思います。

2019年卒の人は、これから残された数少ない学生生活をどのように過ごすかと考えているかと思いますし、2020年卒の人も、早期選考で、内定している人は、今からいろいろチャレンジしていきたいと考えているかと思います。

また、現在進行形で、就活をしている人も、意外と就活は、あっという間ということもあり、内定後のことも考えておくと良いと思います。

今回は、個人的では、ございますが、内定してから是非やって欲しいことを書きたいと思いますので、参考にしていただけますと幸いです。

晴れて、出版社に内定できた人は、入社後に向けて、様々な本を読む人が多いと思います。

希望部署の本を読んで、対策を立てたり、普段読まない書籍や、雑誌を読んで、業界研究に勤しんでいる人もいると思います。

確かに、内定した企業の研究をしたり、売れている本を読んでトレンドをつかんだり、普段読まない本を読んで知見を広げることも大切だと思います。

本を読むことは、大変大切だと思うのですが、その中で、今回、おすすめしたいのが、古典を読むということです。

古典というと、マルクスであったり、ルソーであったり、夏目漱石であったり、いろいろ思いつくかと思います。

堅苦しい本が多く、あまり、読む気がおきない人も多いと思います。

確かに、僕自身も、学校の論文以外で、古典を読むことはありませんでした。

それなのに、なぜ、おすすめするのかというと、社会人になると、落ち着いて、本を読む時間が限られてしまうからです。

古典に割ける時間が、限りなくなくなってしまうのです。

編集者になれば、読みたい本というよりも仕事としての読書が中心となります。

営業系の人も、時間があると言っても、残業が終わって、家に帰って、22時。頭もヘトヘトな時間に、小難しい本を読みたい気持ちは減退してしまいます。

個人的な経験ではあるのですが、社会人になって、驚いたのが、ビジネス書の読書量が増えたということです。

学生時代には全く、食指が動かなかった、ビジネス書が、即効性のある読書として、活用されます。

けれども、そのような日々を過ごしていると、「頭使っている感」が少なくなったりします。ビジネス書の決められたパターン・構成から、作家は違っても何度も同じ本を読んでいる気になります。

こういった、読書に時間が割けなくなり、また、読書の質が落ちてしまっている中で、古典は、時間が経っても変わらない普遍的な価値を届けてくれます。

先人たちの必死に考えた知恵や価値をもとに、成功や、失敗をトレースすることができます。

古典を読むことは、即効性はなくても、自分の核となる考えや、生きる力につながり、思考の軸を作る手助けをしてくれます。

こういった経験から、社会人になり、学生時代にもっと古典を読んでおけば良かったと考えることが多くなりました。

学生時代に一冊の本に大量の時間を使って向き合っていたことは、奇跡だった思います。

そのため時間のある学生は、今のうち是非、読んでみて欲しいです。。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、内定したらやることについて書かせていただきました。

就活は、あっという間のため、エントリーシートを出したと思ったら、意外とすぐに、内定です。

就活生の人は、就活後の生活について、考えが及ばないという人も多いと思いますが、より、充実させるためにも時々考えてみて欲しいです。

こういった記事をもとに、内定後の生活について参考になりますと幸いです。

【出版太郎の選書】

マスコミで働く人は、下記本は、読んでおいたほうが良いと思います。

メディア論―人間の拡張の諸相

こちらは、もし、お時間あればになるかと思います。

世論〈上〉 (岩波文庫)

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