米「TIME」誌も絶賛!!テラスハウスはなぜ若者の支持を受け続けるのか!?

こんにちは。
出版太郎です。

本日は、テラスハウスについて、書きたいと思います。

テラスハウスとは、フジテレビの人気番組の一つで、
男女6人が共同生活する様子をただただ記録した
リアリティ番組です。

もともとは、2014年頃に話題になり、若者向けの
熱狂的なコンテンツとなっていました。

2016年の終わりの頃からは、放送枠をネットフリックスに移し、
ハワイ編、軽井沢編と、放送されています。

ネットフリックスに移行し、
格下げしてしまったのかなと思ったのですが、
ネットフリックスで放送されるようになり、
海外のファンも増え、ますます、しっかりと人気を定着させている印象です。

また、ネットフリックスでも放送されることで、
米「TIME」誌が選ぶ、「2018年のテレビ番組ベスト10」にも選ばれ、
日本のバラエティ番組が国際的に評価されるきっかけにもなっています。

参考記事:テラスハウス軽井沢編、米「TIME」誌が選ぶ「2018年のテレビ番組ベスト10」に選出

https://mdpr.jp/news/detail/1805825

日本のバラエティ番組であるテラスハウスの面白さが、
海外の人に伝わるのは、テンションが上がります。

また、池松壮亮さん、蒼井優さんといった、一流の俳優さんもテラスハウスを見ていることが、
先日話題となりました。

参考記事:池松壮亮、蒼井優とまさかの『テラハ』ドハマリ「超面白いよ」
https://www.google.co.jp/amp/s/news.mynavi.jp/article/20181124-729651:amp/

かつて、ブームとなったテラスハウスですが、
このタイミングで、改めて注目をされ始めています。

僕自身もテラスハウスの大ファンで、
フジテレビオンデマンドとネットフリックスに登録し、
一話から最新話まで見ていて、毎週楽しみにしています。

今回は、テラスハウスは、
なぜ面白いのか、
なぜ、若者に刺さるのかについて、
掘り下げていきたいと思います。

テラスハウスが映しだす若者のリアル

テラスハウスを見たことがない人は、
カッコいいモデルと綺麗なモデルが恋愛をするバラエティだと
思っている人が多い印象ですが….それは、誤解です。

恋愛バラエティだと、あいのりが分かりやすく、
混同する方もいらっしゃいますが、
番組の内容としては、一線を画しています。

テラスハウスにおいても、
もちろん、恋愛をすることはあるのですが、
テラスハウスは、恋愛も含め、
共同生活の人間関係から、出演者のありのままの姿を映し出すリアリティ番組です。

出演者は、共同生活の人間関係に悩むこともありますし、
唯一無二の友情物語もあります。

あくまでも、共同生活の観察から、
住人1人ひとりの人間性や、
その先の生き方を描いているのです。

例えば、初期メンバーで、てっちゃんの愛称で親しまれた菅谷哲也さんは、
もともと、消防士になりたいという夢を持ち、
テラスハウスに入居します。

けれども、同じ家に住む仲間たちが、
ボクサーだったり、アイドルだったり、サーファーだったりして、
様々な夢を持って、頑張っている人に触れ、
「本当に自分がやりたいことは何か!?」と、
自問自答をしていきます。

そして、もっと、自分に正直にならなきゃだめだ、
自分の夢を語ることを恥ずかしがってはいけないと、
心の奥底でこっそりと憧れていた俳優の道を志します。

テラスハウスは、若者の不安、悩み、葛藤を通して
リアルな若者の姿を描き、
若者一人ひとりが成長していく、人間物語なのです。

何者でもない自分。何者かになりたい自分。

テラスハウスには、プロサーファーや、水球選手など、
テラスハウスで、自分が関わっているスポーツを広めたいという
人もいますが、その一方で、夢がないけれど、
何者かになりたいという参加者が多いです。

例えば、今、まさに住人の木佐貫まやさんは、
モデルの活動をしつつですが、
将来は、モデルになりたいとは、言い切れないし、
服飾の仕事にも興味はあるのだけれど、
本気で目指したいというわけではないということを語っています。

ただ、何かすごい人になりたくて、
悩みながらも共同生活を送っています。

その中で、同じ住人のプロスケーターの中田 海斗さんは、
ずっとスケートをしてきて、「自分には、これだ!!」
というものを持っていたり、
モデルで年上の谷川利沙子さんは、
圧倒的なストイックな姿勢から刺激を受けています。

自分の身の回りに、自分の生きたいように生きている人がいることで、
理想と現実の差を突きつけられますが、
そういった人が身近にいることで、刺激となり、
新しいことを始めようといった試みが生まれたりもします。

若者同士が刺激を与え合う環境で、
一緒に生活をすることで、
チャレンジの後押しをしたりします。

生きづらいこの時代に抱える等身大の葛藤

菅谷哲也さんにしろ、木佐貫まやさんにしろ、
何かに悩み、その中でもがきながらも前に進もうとしています。

何者でもない自分に焦りや不安を感じつつも、
何者かになるために、努力をします。

もしくは、努力をしなくてはと駆り立てられます。

若者のライフステージは、実は残酷で、
就活一括採用、非正規雇用、デフレ社会と、
社会に参画することで、
今まで自分らしく生きてきた自分との決別が必要になります。

そんな大人になりたくない、
けれどもならなくてはいけないという虚しさが若者に多く、
共感を生むのだと思います。

自分らしく、生きようともがきながらも前に進む、
住人に心を打たれるのだと思います。

テラスハウスは、夢を追うことを肯定する

テラスハウスは、何者かになりたいという
若者の葛藤や、不安を映し出します。

住人の人たちが、悩み、考えながら出す結論はいつも
一つで、行動をすることです。

成功するかどうかは分からないけれども、
やってみないと分からないし、始まらない。

やってみることで、自分らしく社会をサバイバルする
チャンスを得ることができます。

テラスハウスを卒業する人に多いのは、
悩んでいたけれど、
様々な人に会い、経験し、自分と向き合い、
自分がやらなくてはいけないことに気付いた時です。

次のステップに上がろうと決心した時、
卒業をする人が多いです。

テラスハウスを見ていて思うのは、
チャレンジする人には、エネルギーがあり、
そのエネルギーは、視聴者にも元気を与えています。

その若者が生み出すエネルギーがテラスハウスの醍醐味だと考えています。

最後に

若者は、就職活動をする上で、
今までの自分を殺すという選択をしなくてはいけません。

新卒一括採用で、黒スーツに黒い鞄、みんなと一緒の就活手帳。

もちろんは、批判されるようなことではありません。

ただ、皆さんは、自分を殺しながら働く人生をどのように思うでしょうか。

マスコミは、タフであるし、理不尽であるし、めちゃくちゃですが、
テレビを作って視聴者に勇気を与えたり、
本を作って、思い悩んでいる人の心の支えになったり、
新聞を通して、社会を変えようとしたり。

マスコミで働いている人には、
社会には不適合なのだけれど、
自分らしく生きていて、
自分の仕事を生きがいにしている人が数多くいます。

就職活動は、長期戦です。
志望が揺らぐこともあると思います。

けれども、自分何が好きで、何をしている時が輝いていられるのか、
今のうちから考えて欲しいです。

何か、社会に対して発信したいのだけれど上手くいかない、
不器用で不適合な就活生を応援しています。

チャレンジを積み重ねて、
自分らしい人生を模索して欲しいです。

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