こんにちは。 出版太郎です。 …
「結局君は何がしたいの?」志望動機は、会社のイケてるところではなく、自分がやりたいことを書こう!
こんにちは。
出版太郎です。
本日は、志望動機についてです。
最近は、OB訪問を毎日のように受けているのですが、志望動機を添削している時に違和感を抱くことがあります。
それは、志望動機が、ただの、会社のすごいところの羅列になっている場合があるということです。
例えばですが、集英社を受験している学生ですと、下記のような志望動機の学生がいます。
「創刊50周年を超える週刊少年ジャンプは、ワンピースやナルトなど、王道呼ばれるジャンルで多くの人に楽しまれています。日本を代表するコミック誌で、数多くの小学生に楽しまれています。私は、週刊少年ジャンプで王道漫画を作りたいです。例えば〜」。
一例ですが、こちらは、会社の説明がメインとなっていて、学生のらしさが出ていない志望動機となり、あまりよろしくないです。
具体的に言うと、下記部分が、会社の説明になってしまっています。
「創刊50周年を超える週刊少年ジャンプは、ワンピースやナルトなど、王道呼ばれるジャンルで多くの人に楽しまれています。日本を代表するコミック誌で、数多くの小学生に楽しまれています。
そして、自分自身の意見は下記のみとなります。
私は、週刊少年ジャンプで王道漫画を作りたいです」
このような志望動機を添削することになったら、自分が何を感じ、何を考え、何をやりたいのかということを一番に記載して欲しいというアドバイスをして、下記要素の追加をお願いします。
・なぜ、週刊少年ジャンプに携わりたいのか書いてください。
・王道漫画だと幅が広いので、もっとあなたにしか作れない漫画を志望してください。
・作品を通して何を伝えたいのか書いてください。
ちなみにですが、上記を踏まえて書き直すと、下記となります。
「週刊少年ジャンプを通して、「夢を追いかけることの大切さ」を伝えたい。私は、中学生の頃に『ホイッスル』という漫画に出会い普通の部活動であってもプロサッカー選手を目指せると分かり、漫画の主人公のように努力を重ねた。結果、プロにはなれなかったが、高校生では全国大会に出場した。今になって思うと、結果ではなく、こんなにも夢中になれた事が、何よりの幸せだったと思う。夢を追う人にはエネルギーがあり、それは生きる活力になる。私は、夢を追いかける大切さを伝える少年漫画を作り、誰もが夢を追いかけるきっかけを漫画を通して作りたい。例えば〜」
こちらで、ポイントとなるのは全てが自分のことについてなのに、王道の漫画を作る集英社であり、週刊少年ジャンプでこそ、この人が作りたい漫画が作れる環境があるという説得力があることです。
自分が実現したいこと、やりたいことを伝え、それが志望の会社にフィットをしていています。
その会社のすごいことについても多少は言及をしていいのですが、一番は、自分が何を感じ、何を考え、何をやりたいのかということを一番に記載して欲しいです。
中々上記だけだと分かりにくい人も多いかもですが、その場合には内定者のエントリーシートを研究をすることがおすすめで、毎回就活生には下記本をおすすめしています。
普通の僕らの負けない就活術 マスコミ就活革命(レボリューション)
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、志望動機についてです。
その会社のすごいことについては、多少は言及をしていいのですが、一番は、自分が何を感じ、何を考え、何をやりたいのかということを一番に記載して欲しいです。
こちらは、意外とコツを掴めば、すいすい書けるので、何回か添削をしてもらったり、内定者のエントリーシートを研究すれば、対策ができるかもです。
少しでも参考にしていただけますと幸いです。