こんにちは。 出版太郎です。 …
優秀な人がいるグルディスと、優秀じゃない人がいるグルディスでの対策!
こんにちは。
出版太郎です。
本日は、グループディスカッションについてです。
面接に比べて、グループディスカッションは対策が立てにくく、
難しいと感じる人も多いかと思います。
また、マスコミ志望の人は、
コミュ障のため…不安だという人も多いと思います。
そのため、グループディスカッションの本を読むと、
様々な対策方法が出ているかと思います。
例えば、役割分担を整理し、
①リーダー
②書記
③タイムキーパー
などがある中で、
「書記でしっかり要約すると口数が少なくても貢献できる」だったり、
「タイムキーパーは場を支配する第二の監督!」といった切り口から
書記やタイムキーパーが推奨されるかもしれません。
上記の通説は、よく広まり、
書記や、タイムキーパーは、取り合いになることもあります。笑
上手い人は、自己紹介で役割を獲得したり、
当たり前のように、画用紙や、時計を持ってくる人もいます。
実際に受験をしてみると、有利不利というところだと、
確かに、その通りの部分もあるかなと思いますが…
無職の人も通過することはありますし、
完璧なタイムマネジメントのタイムキーパーでも
落ちることはあります。
一番は、自分の適性に合った役職を選ぶことが良いと思います。
その中で、僕自身は、
「字を書くのが下手で…」、
「時間を見るのは面倒くさい…」、
と思うタイプで、リーダーもしくは、
無職で練習を積みました。
回数を重ねることで気づいたのですが、
グループディスカッションで、
決め打ちは、危険だなということです。
クラッシャーと呼ばれるやばい人もいれば、
ほとんど何も喋らない人もいますし、
めちゃくちゃ優秀な人もいます。
人によって、戦い方を変える必要があると思いました。
ただ、限られた時間の中で、
瞬時に周りの人間のキャラクターを
判断するのは難しいです。
テクニックとして、
早めに会社に行って、
みんなと仲良くなるという技がありますが、
これだけでも、中々見抜けない場合があります。
ただ、実戦を積む中で、
くっきりと強く、
(※あくまでも傾向ですが…)
ソートをすることができることに気付きました。
それは、
・優秀な人がいるグループディスカッション
(※最終目前レベル)
と
・優秀な人がいるとは限らないグループディスカッション
(※一次先行レベル)
です。
実戦を積んでいくと、
どうしても上記の2種類だなと思うことがあり、
また、いろいろ試す中で、上記に分けた場合に、
安定的に進行をする戦法を見つけました。
※あくまでも僕の適性に合った戦い方です。
それは、
・優秀な人がいるとは限らないグループディスカッション
(※一次選考レベル)
では、徹底的にリーダーシップを発揮し、
・優秀な人がいるグループディスカッション
(※最終目前レベル)
では、自分が最も実力を発揮できる立ち位置につくです。
優秀な人がいるとは限らないグループディスカッション
(※一次選考レベル)
参加者が面接で振るい落とされていないグループディスカッションは、
とにかく、危険が潜んでいます。
例えば、僕が経験した範囲でも、
・30分程度のグルディスで自己紹介が、5分くらい
・終了前の3分くらいで、一から考えようとする
・シンプルに喧嘩をしだす
などです。
面接官の前で、議論をすることもあり、
焦り、緊張、力不足から、
様々なマイナス材料が、参加者を襲い、
冷静な判断を鈍らせます。
本当に、いつ、どこに、誰が潜んでいるかわからず、
どんなに自分が頑張っても道連れにされる可能性があり、
常に、警戒をしながら臨んでいました。
気づいたのですが、
そんな時に、おすすめなのが、自分自身がリーダーになることです。
例えば、めちゃくちゃやばい人がいる時に、
タイムキーパーでは、その人をコントロールできません。
時間などそもそも気にならない、
クラッシャーがいる場合があるからです。
そのため、編み出した技として、自分自身がリーダーになり、
クラッシャーを飼いならすのです。
ただ、「クラッシャーをコントロールできない」や、
「クラッシャーと共倒れしそう」という意見も出るかもしれません。
そうならないためのテクニックとして、、
議論の軸を決めながら、進行するということです。
例えば、商品開発をする時に
コンセプトを決めてから、
話を詰めていけば、
突飛な意見が飛んできても、
「良い意見だと思うけど、みんなで決めたコンセプトとずれるね」と言えば、
解決です。
何か一つ根幹となる決め事を設定してから、
進めれば、とんでもない横やりに対処することができます。
僕自身も、グループディスカッションではリーダーをやることが多く、
とにかく、場をコントロールをすることに神経を割いていました。
リーダーをやるのは一見リスクではありますが、
実は、リーダーの進め方については、
ある程度、パターンが決まっていて、
これを知っていれば、楽だったりします。
※グルディスで押さえておくべきパターンについては、後日書きます。
練習は、必要ですが、一次選考レベルのグループディスカッションでは、
突発的な事故に直面しないために、
リーダーをおすすめします。
優秀な人がいるグループディスカッション
(※最終目前レベル)
例えば、テレビ局では、最終の目前でグループディスカッションを
実施するところが多いです。
おそらく、番組を制作する上で、チームプレイが求められ、
採用でもチームのコミュニケーションに重きを置いているからだと思います。
また、もう一つ特徴的なのが、
面接を複数通過しているメンバー内での戦いのため、
とにかく、優秀な人が多いです。
テレビだと、とんがっている人が多い印象かと思いますが、
実は、良識あるとんがった人が多く、
グループディスカッションは、まとまる傾向が強いです。
また、リーダーの経験者が多く、
リーダーは人気しますし、
且つ、めちゃくちゃ仕切りが上手い人が多いです。
確かに、テレビだと300人のサークルのリーダーとかがいる世界なので、
実力者が多いです。
そのため、最終目前でのグループディスカッションだと、
優秀なリーダーが仕切ってくれるため、
円滑に進むケースが多いです。
また、面接官も、優秀なリーダーに見慣れているため、
その先の人間性を見られることさえあります。
そのため、戦略で何か仕事を選ぶのもありですが、
自分の適性に一番合ったものを選び、
全力で臨むのが良いと思います。
僕の場合は、全体を俯瞰して、
みんなの会話量を把握したり、
話の軸を整えたりするのが得意だったので、
影のリーダーのポジションにつきまして。
※わかりやすく言うと無職です。笑
裏回しを意識した立ち回りです。
これは、僕の例ですが、
優秀な人が多いグループディスカッションは、
とにかく、自分が最大限パフォーマンスを発揮できる役割を模索し、
覚悟して臨んだ方が良いと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
グループディスカッションでは、
優秀な人がいるグルディスと、
優秀な人があまりいないグルディスの
2種類に慣れることをおすすめします。
全く空気感が違います。
OB訪問で話を聞いていると、
「私は、必ず筆記をやります」だったり、
「リーダーが得意です」といったことを聞きますが、
戦う相手によって、進め方や、空気感が違うので、
戦略を練ることをおすすめします。
特に、本番前に、一度は、
めちゃくちゃ優秀な人だけで行う
グループディスカッションを経験して欲しいところです。
少しでも参考になりますと幸いです。
次は、タイミングの合うところで、
僕がリーダーの時に活用していた、
グルディスの進行の決まりごとについて書きたいと思います。
【出版太郎の選書】
グルディスは、下記が一番おすすめかと思います。
東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート: 「2ステージ、6ポジション」でつかむ「話し合い」の新発想!