こんにちは。 出版太郎です。 …
博報堂二次面接(グループディスカッション)レポート!
こんにちは。
出版太郎です。
本日は、博報堂の体験レポートとして学生時代の経験について書きたいと思います。
最新情報については、OB訪問や、マスコミ就職読本2020 第4巻 広告・エンタテイメント篇を参考にしていただけますと幸いです。
また、グループディスカッションについては、いくつか本を読みましたが、下記本が一番、グループディスカッションそのものを体系化していて参考になりおすすめです。
東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート: 「2ステージ、6ポジション」でつかむ「話し合い」の新発想!
さて、僕自身は、博報堂を受験し、一次面接を通過したのち、二次面接(グループディスカッション)を受験しました。
広告業界のグループディスカッションは、二度経験し、一度目はADKでした。
ADKは、一次面接の前に、グループディスカッションがあるので、あまり、グルディス慣れをしている人が少なく、リーダーをやりつつ、進行し、通過しました。
二度目は博報堂で、今回もいけるかなと思っていたのですが、中々の苦戦をしました。
下記に書かせていただきますが、なんとなくの温度感を感じていただけますと幸いです。
博報堂(グループディスカッション)
時間:1時間程度
人数:10人
テーマ:若者に対してクルマの認知
まず、今までの練習不足且つ、想定外だったのが、10人という大人数でのグループディスカッションは、通常のグループディスカッションとかなり違いました。
自分の意見は通りにくく、発言回数も少なくなってしまいます。
さらに、クラッシャーがいると、負荷が、10倍になります。笑
現場に到着し、広告志望はとんがった人が多く、10人なんて状況でリーダーをやったらやばいと思い、サブリーダー的なポジションに就こうとしました。
ただし、今になって思うと、僕の想定を何倍も超える尖りっぷりでした。
例えば、誰かがアイディアを出したら、「いいね〜」とか、「こんな意見があるんじゃない?」といった、前段を踏まえた上での賛否が主流だと思います。
しかし…例えば、誰かが、「若者とクルマについて考えようよ〜」といったら、急激な方向転換で「クリエイティブというものはね〜〜」、「ポスターデザインはね〜〜」と返す人が4人いました。
リーダーもかなり辟易としていて、サブリーダーとして、助けようとしたのですが、全くの散らかりっぷりで、全然無力でした。
まさか…4人も人の話を聞かずに突発的にクリエイティブ論を語る人がいるなんて…と、かなり苦しみました。
今になって思うと、大人数のグループディスカッションと、広告志望の人とのグループディスカッションに慣れていなかったと反省をしています。
そのため、本当に恐ろしいくらい、一時間、散らかり放題でした。
発表用の紙を作らなくてはいけないのですが、残りの6人(僕含め)が個人プレーをすることで、どうにか小さなアピールを人事部にするという始末でした。
確か、制作を2チームに分けたのですが、クリエイティブ論を語る、クリエイティブ4兄弟となるべく一緒にならないようにみんな動いていました。笑
そのため、チームとしても結果は散々でした。
誰が通過したのだろうと思うのですが、一人だけ強者いました。
それは、イケメンで、選考前でに、これから、電通の最終面接があるんですと言っていた人です。
なんと、
「ちょっと良いですか」
と手を挙げ、大きな声で自分の意見を述べていました。
別に、特別なことを喋った訳でもないのですが、今回の議論では、誰も、意見を言った後に、共感をされないという事件が起きていました。
しかし、イケメンさんが、意見を言った時に、そうだねという空気になりました。
※そうだねと一番最初に声に出したのは僕ですが笑
一旦、そうだねという空気になった後に、また、クリエイティブ4兄弟が適当なことを言ってましたが、おそらく、一瞬、人を惹きつけたということで、他の人と比べて特別な印象があったと思います。
他の友達と帰っている時に、誰が通過するだろうと話していたのですが、僕は、イケメンさんだったと思います。
今になって思うと、本当に良い経験をしました。
そして、記載しておりませんでしたが、何より10人中、2人がなんと僕の友人でした。
同じグループだったので、僕自身も大変やりにくかったです。笑
色々勉強になったグループディスカッションでした。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。
博報堂は、大人数でのグループディスカッションとなるので、事前に戦い方を考えておいた方が良いと思います。
また、こちらは、不可避ですが、一定数いる、人の話を聞かずにクリエイティブ論を語る系の人には、気を付けた方が良いと思います。
やはり、リーダーをやって、クリエイティブ兄弟を支配するか、もしくは、イケメンさんのように、荒れに荒れた後に攻勢に出るのかのどちらかが良いと思います。
少しでも参考になりますと幸いです。
【出版太郎の選書】
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