こんにちは。 出版太郎です。 …
出版社に向いている人:君の名はが嫌いで、シン・ゴジラが好きな人!?
こんにちは。
出版太郎です。
OB訪問を受けていて、よく聞かれるのですが、
「私は、出版社に向いていますか?」
という質問をされることがあります。
向いている人、向いていない人はもちろんあるのですが、
出版社は、人種のるつぼと言われることもあり、
割と、いろんな人がいるかなという印象です。
分かりやすい例としては、
書店の本棚を見て欲しいのですが、
膨大な数の個性が眠っているかと思います。
とはいえ、「傾向として、どんな人がいますか?」
と聞かれる時があり、
その時には、
“君の名は嫌いで、シン・ゴジラが好きな人”
と答えています。
(※そもそも、マスコミ志望の人で、2つの作品を見ていない人は、もちろん見てください。)
一昨年大流行した、君の名は、
綺麗な絵と音楽から、
映画というよりもプロモーションビデオと揶揄されることもありますが、
見た時の爽快感や、青春性を楽しむもので、
マス的にすごく、人気が出ました。
その一方で、シン・ゴジラは、
ゴジラという題名であるのにも関わらず、
アクションや、キャラクターの破壊力がメインではございません。
ストーリーが深く、
どちらかというと、原発への問題提起をしていたり、
エンタメの中に、社会性のものがしっかりと入り込んでいます。
シン・ゴジラもヒットしましたが、
シン・ゴジラを、語ることができるポイントとして、
「みんな好きだけど、俺は、この映画の深い部分まで批評できる」
と飲み会で偉そうにできるところにあります。
若干回りくどくなってしまいましたが、
出版社の人の傾向としては、
逆張りの傾向が強く、また、
自分だけの面白いポイントを語って、
みんなと違くありたいという傾向にあります。
音楽の高揚感や、映像美と言った、
分かりやすさを重要視した君の名よりも、
自分だけの視点で、社会的メッセージや、
作品の深さを語り、唯一無二の独自の意見を持てる
シン・ゴジラの方が好きな傾向にあるのだと思います。
それなので、面接の場合には、
「最近見た映画は?」や、「好きな作家は?」と聞かれた時に、
唯一無二の独自の視点で好きなポイントを語れると、
面接官の印象も良いと思います。
出版社で働く人を、融通が利かない面倒臭い奴とは思わないでください。笑
ただ、僕自身も、
好きな作家や、本、映画、テレビを聞かれた時には、
自分だけのオリジナルの言葉を必死に用意していました。
※その場ではあたかも、今、自分が思いついたように話します
皆さんも今のうちから、自分の好きな作品を
オリジナリティな視点や言葉で語れるように
してみてください。
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